道文教大作業療法学科の金子翔拓准教授は、上腕骨外側上顆炎(テニス肘)患者の股関節内旋を調査。98%の症例に内旋制限が認められ、テニス肘と股関節の可動性低下に深い関連があることを明らかにした。
金子准教授は、これまでにテニス肘とVisual display terminals(VDT)作業者の関連性も調べており、発症率がテニスプレーヤーの10%程度に対して、VDT作業従事者は80%を占めると推計。
さらに患者の多くに肩甲骨の緊張状態があり、肩甲帯へのモビライゼーションや体幹ストレッチが、疼痛緩和につながることを確認している。
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