道厚生連は、2019年度の決算概況をまとめた。医業収益は前年度比1.8%増の810億5,100万円、その他事業と事業外を含む事業収益合計は1.0%減の837億4300万円だった。
19年度は「第9次中長期計画」の初年度として、具体的な指標とアクションプランを明確にし、健康増進のサポートや質の高い医療提供、地域医療の確保・向上を推進。
人口減少や高齢社会の進展、医療の高度化、経済・医療情勢、地域偏在の進行などの影響を受け、年々厳しさが増す中、総合病院は消費税増税に対応した診療報酬改定等で診療単価増になったものの、患者減少が大きく、入院・外来の診療収益は計画を下回り、新型コロナウイルス感染症対応にも追われた。
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