北海道医療新聞社

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週刊:北海道医療新聞

2020年(令和2年) 10月23日付

医師適合率5年連続90%台

 道がまとめた2018年度立入検査状況によると、検査対象554病院(前年度比4病院減)のうち、医師充足率が100%以上だったのは前年度から3病院減って512病院だったが、適合率は0.1ポイント増の92.4%と5年連続の90%台で、過去最高となった。全国では09年度から90%を超えている。


道内市町村病院 8割が減収に

 道と道自治体病院協議会(松岡伸一会長)の合同懇談会議が開かれ、地域医療構想の取り組み状況や医療計画の見直し、感染症を踏まえた医療提供体制などについて説明。道内の市町村立病院医療収益は、新型コロナウイルス感染症の影響から、4・5月が11.9%減、6・7月が5.5%減となり、8割の病院で減収になったと報告した。


コロナ克服へ検査進化―日薬学術大会

 第53回日本薬剤師会学術大会(大会長・竹内伸仁道薬会長)が、札幌市で開かれた。特別講演では札医大感染制御・臨床検査医学講座の高橋聡教授が、新型コロナウイルス感染症の検査体制やPCRなど各種検査について説明し、検査技術の進化や今後の展望についても解説した。


十勝リハビリセンター 道内初の訓練装置を導入

 帯広市の十勝リハビリテーションセンター(鎌田一理事長、佐土根朗院長・199床)は、バランス・歩行トレーニング用トレッドミル装置「C─Mill VR+」を導入。視覚・聴覚を用いたフィードバックにより、さまざまなトレーニングを安全に楽しく、反復して行い、モチベーションアップにつなげることで、機能回復を効果的にサポートしている。


●総合確保基金19年度評価 達成率100%超事業4割
●オンライン診療 安全性・信頼性が必須
●北大 円形脱毛症の抗原特定へ
●滝川市立 就労支援と症状回復促進

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