北海道医療新聞社

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週刊:北海道医療新聞

2020年(令和2年) 11月20日付

19年度公営病院決算規模 3年ぶりマイナス

 総務省がまとめた2019年度地方公営企業決算の概要によると、全国の病院事業決算規模は2年連続プラスとなった前年度から0.5%減の4兆6309億円だった。総収支額は94億円悪化し、934億円の赤字。


オンラインでの初診 対面診療との組み合わせ厚労省が案提示

 厚生労働省は「オンライン診療の適切な実施に関する指針の見直しに関する検討会」12回会合を開催し、初診からのオンライン診療について議論。安全性・信頼性の十分な確保から、かかりつけ医などにおけるオンライン初診対応など、実施に必要な「対面診療との組み合わせ」などについて案を示した。


私大薬学部 ストレート卒業率68%

 文部科学省の2020年度調査によると、14年度に私立大6年制薬学部に入学した学生が留年や休学せずにストレートで19年度に卒業した割合(ストレート卒業率)は、前年度調査から2.8ポイント上昇して68・0%になった。道内2校は道医療大が59.1%、道科学大は61.2%と、ともに全国平均を下回った。


恵佑会札幌 ロボット・内視鏡外科C開設

 白石区の恵佑会札幌病院(鈴木康弘理事長、久須美貴哉院長・229床)は、ロボット・内視鏡外科センターを開設。多科連携のもと、ダビンチXi2台を駆使して、効率的な運用とスタッフの育成に力を入れている。


●中医協 改定検証調査12月実施へ
●WAMコロナ影響調査 5月落ち込み最も大きく
●武田財団 報彰医学助成に山口氏
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