日病、全日病、医法協の3病院団体がまとめた「2020年度第2四半期の新型コロナウイルス感染症の感染拡大による病院経営状況の調査」結果によると、回答した1533病院の赤字割合は7月53.8%、8月48.6%、9月52.0%、コロナ患者受入れ医療機関は59.5%、54.7%、63.0%で推移し、最悪だった5月に比べ、徐々に改善傾向がみられてきている。しかし上半期の医業収支の悪化は目に余る状態で、昨年並みに入院、外来患者数を戻そうとしても、受診控えが続いており、スムーズな緊急包括支援交付金の病院支給が極めて重要としている。
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