道21年度予算案 感染症対応へ医療提供体制を強化
道が発表した2021年度予算案は、一般会計が前年度当初予算比15.4%増の3兆2530億円で、保健福祉費は6083億3600万円を計上した。新型コロナウイルス感染症の流行が長期化する中、現下の危機克服と感染症に強い地域社会の構築、ポストコロナの新たな未来を切り拓く北海道づくりを柱に掲げ、「医療提供体制等の充実強化」をはじめとして、感染症への対応に最優先で取り組むとした。
天使 児童虐待を予防へ
東区の天使病院(西村光弘院長・260床)は、児童虐待等を防ぐため、多職種によるサポートチーム「FAST」を結成。子育てにおける家族の不安解消などに努めると同時に、地域サービスへの円滑な移行で予防や早期発見につなげている。
北大免疫学小林教授ら がん免疫療法 効果・予後の予測法開発
北大免疫学教室の小林弘一教授らと米テキサスA&M大、米テキサス大MDアンダーソンがんセンターの共同研究グループは、免疫系の遺伝子NLRC5をバイオマーカーとして、免疫チェックポイント阻害剤を使ったがん免疫治療の効果や5年生存率を予測する方法を開発したと発表した。論文は「Scientific Reports」にオンライン掲載されている。
●22年度臨床研修 本道募集定員5人追加も ●札幌渓仁会 自主トレスペースにオプション追加 ●20年度利用者が増加―患者申出療養 総額も上昇