北海道医療新聞社

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週刊:北海道医療新聞

2021年(令和3年) 7月16日付

次期改定へ本格議論開始 特例措置恒久化で応酬─中医協総会

 中医協は総会を開き、2022年度診療報酬改定に向けた議論の第1ラウンドが本格的にスタートした。キックオフの論戦では、新型コロナウイルス感染症に係る特例的対応として創設された感染対策実施加算などの恒久化について、診療側と支払側が応酬を繰り広げた。今後、▼コロナ・感染症対応▼外来▼入院▼在宅▼歯科▼調剤▼働き方改革等の個別事項─の各テーマについて、9月までに意見を整理し、秋以降の第2ラウンドで具体的議論に入る。


救急安心センター 20年度利用2.4倍増に コロナ相談が大幅増

 札幌市は、電話による救急医療相談窓口「救急安心センターさっぽろ」の2020年度利用状況をまとめた。前年度比2.4倍、11万9683件増の20万3477件で、1日当たりは328.6件増の557.5件。新型コロナウイルス感染症の発生で、36%増加した前年度に引き続き、20年度をはるかにしのぐ相談件数になった。


北祐会神経内科 第1期工事が終了 新病院で診療開始

 西区の北祐会神経内科病院(濱田晋輔理事長、森若文雄院長・105床)は、隣接地で進めていた新病院(地下1階、地上5階)建設の第1期工事を終え、新施設で診療を開始した。今後、旧病院の取り壊しとともに、第2期工事に着手し、22年4月のグランドオープンを目指す。


●医師適合率97%に上昇 看護師はやや低下─18年度全国立入検査
●病院建設費 平米単価10年ぶり低下 定員1人当たりは上昇─WAM20年度報告
●西岡第一 スポーツ障害に内視鏡治療 フィールドで予防活動も

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