北海道医療新聞社

▼バックナンバーはこちらから
週刊:北海道医療新聞

2019年(平成31年) 2月22日付

本道医師少数区域、半数強の11圏域に

 厚生労働省は、「第28回医療従事者の需給に関する検討会・医師需給分科会」で、医師偏在指標に基づく、都道府県の将来における不足医師数と2次医療圏単位の医師少数区域・多数区域を公表した。本道は2036年時点で、医師確保が進んだ場合は188人の不足、進まなかった場合は1,571人の不足と推計。医師偏在指標は222.0(全国平均238.3)と全国28位で、2医療圏における「少数区域」は半数強の11圏域、「多数区域」は3圏域だった。19年度中に都道府県医療計画に「医師確保計画」を盛り込み、施策の推進を図る。

 


18年度病院経営定期調査、診療収益0.9%増加─日病・全日病・医法協

 日病、全日病、医法協が発表した「2018年度病院経営定期調査」集計結果(概要)によると、6月の1病院当たり診療収益は、入院が前年同月比1.51%増、外来が0.48%減で、入院+外来は0.90%増となり、赤字割合が54.1%から53.8%へとやや低下した。昨春の診療報酬改定後、医業利益や経常利益はわずかに改善がみられるものの、前年度より減益となった病院が52.3%に上った。
 増収割合は、入院+外来の55.4%、入院の57.2%に対して、外来は45.8%と低かった。病院種別では一般0.87%増、療養・ケアミックス1.17%増、精神1.51%増、その他1.03%増と全ての区分で増収となった。

 


血糖降下薬の処方最適化研究、AI学習モデル構築へ─札医大・大西G

 札医大公衆衛生学講座の大西浩文教授(医療情報部長)らの研究グループは、富士通、富士通北陸システムズと「糖尿病治療における経口血糖降下薬の処方最適化に関するAIによる学習モデルの構築」に向けた共同研究を開始した。
  合併症予防の目標値であるHbA1c7%未満にするための血糖値の継続的なコントロールには、経口血糖降下薬が効果的だが、患者個人に合わせた最適な治療薬の選択や複数の薬の処方順番については確立されていないのが現状だ。

 


北祐会神経内科、HAL腰タイプ自立支援用を導入

 札幌市西区の北祐会神経内科病院(濱田晋輔理事長、森若文雄院長・105床)は、HAL腰タイプ自立支援用を3月7日から道内で初めて導入する。神経難病患者の立ち上がり訓練に活用し、ADLの維持・向上に役立てる。
 同機種は、体幹・下肢の運動をアシストする装着型ロボット。従来のHAL下肢タイプと同様に、脳からの微弱な生体電位信号を検出し、筋肉の動きより一瞬早くパワーユニットを動かすことで、装着者の意思に合わせて運動をアシストする。
 使用は、腰と太腿の計4カ所にベルトで装着し、電極を脊柱起立筋1カ所に付けるだけ。

 



●在院短縮と利用率向上を両立─DPC17年度退院患者調査
●地域医療を守る住民懇談会、日頃の成果・課題を報告
●北大、前立腺がん診断用PET製剤の合成装置開発へ
●病棟受け持ち制「満足」8割─北海道循環器、MSW・ケアマネ連携調査

 


ご注意/このサイトに掲載されている記事、写真、図表などの流用・無断転載を禁じます。