ノルマンディー

Normandie

 1944年、第二次世界大戦末期に連合軍によるノルマンディー上陸作戦の舞台となった場所として映画でも有名ですが、現在では「西洋の驚異」と称されるモン・サン・ミッシェルがこの地方の主役に異論はないでしょう。
 一方で、カキ、ムール貝などの海産物、そしてこの地方の料理に付きもののクリームソースなども名物になっています。気候がらブドウが栽培できず、ワインの代わりとしてリンゴが原料となるシードル(アルコール度はビールより低く、酒飲みにはリンゴサイダーという感じでした)の産地としても有名なのです。ただシードルのアルコール度数で油断すると、同じリンゴを原料とした「カルヴァドス」とい蒸留酒は40度以上の度数があるので注意が必要です。フルコースの料理と料理の間に飲むカルヴァドスのことを「ノルマンディーの穴」と称し、消化を促進する効果を期待してグラスに一杯のカルヴァドスを飲むのだそうです・・・胃も食道も熱くなるかもしれません。アイスクリームやチョコレートなどスイーツに少量かければ高級な大人のデザートになるそうです。

オンフルール旧港


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モン サン ミシェル
急速な陸地化が問題

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オンフルール
町並みは印象派画家の題材

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ルーアン
フランス有数の大都市





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