水と渓谷

  ザイオンの岩壁の地層(ナバホ砂岩層)は、極端に水が浸透しやすいという性質を持っているため、雨水や雪解け水が岩に浸透し多くの植物を育てています。グランドキャニオンやブライスキャニオン国立公園などと比べザイオンには水が潤い緑が多いのはこのためです。高さ2000mを超える岩壁に囲まれた渓谷を時にトンネルを利用して移動していきます。
 
近づいてきた

独特な岩肌が現れる
 

緑がとても多い


冷たい水が流れる


垂直な壁が続く

  旅行者の多い4月から10月は車の公園内への乗り入れは禁止となりビジターセンターからのシャトルバスを利用します。園内の交通渋滞の解消と環境保護を目的に取り入れられたそうですが、バスは10分ほどの間隔で運行されるので不便は感じません。

バス乗り場

シャトルバス

  頂上の展望台へ行くには時間と体力が必要ですが、バスの停留所から10分ほどの所にある自然にできた展望台はなかなかの穴場です(名前がついていたと思うのですが・・・)。ガイドさんから10分だけ山登りにつきあってくださいと言われ、息を切らしてたどりついた半洞窟のようになった展望台は上からわき水が絶えず流れ、水のカーテン越しに感動の大自然が広がっています。感動でまた息切れしました・・・
 
登ってきた道を振り返る

正面に広がる光景

奥は行き止まり


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