タイの乗り物といえばトゥクトゥク。３輪バイクのような車体に派手な装飾を施していて、一度は乗って見たくなる乗り物です。料金は交渉しだいですが、タイ語しか話せない運転手が多いので、行き先がタイ語で書いてあるガイドブックなどを見せたあと、手のひらに数字を書いて交渉しました。２０分くらいの距離だと１５０バーツ、１０分以下だと１００バーツが最初の値です。　旅行者が半値まで交渉できれば大成功だと思うのですが、たとえ５０バーツ値切っても日本円で１５０円ほど・・・苦労して値切る価値があるかと考えてしまいます。どうしても言い値に近い料金で妥協してしまうことが多く、それが彼らの狙い目かもしれませんね。

　クーラーの利いたタクシーとは違い、ただの吹きさらし状態ですから、排気ガスや土埃を浴びて咽はイライラすること間違いなし。クッションのあまり利かない座席なので乗り心地も悪く腰も痛くなります。天井が意外に低く、少し高くなっている後部座席から前の景色は見えません。それどころか横の景色も非常に見にくくなっています。したがって肉体的にも、精神的にも長距離には向きません。せいぜい１０分か１５分程度の距離が無難でしょう。　('03.01)