ホテル、トリサラ

TRISARA

  名前の由来は「天上の3番目の庭」を意味するサンスクリット語、そのコンセプトは「ゆったりスペース、完璧なプライバシー、エレガントなデザイン」だそうです。プーケット空港から20分ほどの距離に位置し、アンダマン海の名もないビーチと緑豊かな自然に囲まれた海岸線を利用した24のプールビラと18ユニットのスイートルームからなるこのホテルは、2004年11月にオープンしたプーケットでも新しい超高級ホテルの1つです。周囲には何にもありませんが、テニスコート, スパ, フィットネスルームなどが完備されているので、のんびり、ゆったりの時間を楽しみたい人には申し分のないホテルといえます。ホテル専用車が空港まで送迎してくれますが、チップも超一流であることをお忘れ無く。('07.11) 

メインロビー

ヴィラ


ヴィラ
  総面積が240平方メートルというプールビラはほぼ一軒家です。門があり玄関があり、部屋の前には十二分な広さのプールが家の前に広がります。
 ベッドルームは96平方メートルで、広々とした部屋からの眺めは本当に開放的です。周りは熱帯雨林に囲まれているのでほぼ完璧にプライバシーが保たれ、朝は波音と鳥の声で目覚めることができます。ところでバスタブの前にも数人がけのソファーが置いてあります。風呂上がりにソファーでくつろぐためでしょうか? バスルーム用のバスタオルも使い切れないほどの数がありましたが、そのほかにプール専用のバスタオルまで豊富に用意されていたのにはさすがに驚きました。
 バスタブとシャワーは別になっているのは当然として、屋外にもシャワーがあることには驚かされました。トイレも独立しているのがまた日本人にはうれしいものです。


ベッド

ジェトバス付き


プール&ビーチ
  10メートルほどのプールサイドにあるデッキはチーク材で造られ、日陰と日向の両方を楽しむことができる広さとデッキ・チェアーが確保されています。プールサイドではルームサービスで夕食も可能(プライベート・ダイニング)で、テーブルクロスから食器まで24時間対応でデリバリーしてくれます。
 ビーチは岩だらけで遊泳には向きません。小さな砂浜にサン・デッキを並べて日光浴をする人が数人いる程度の静かなビーチです。プライベートプールが充実していることもありメインプールは非常に貧弱なものです。一応ジャクジーもありますが、使っている人はまれで、ほとんどの人(といっても数人です)はサン・デッキに横になって日光浴や読書などしています。


メインプール

ビーチ



レストラン
 トリサラホテルのレストランは1箇所のみで、バーと並んで砂浜へつながるデッキの上に立てられ、タイ料理を中心に全世界の料理が楽しめますています。
 朝食はブッフェではなくオーダー制ですから、飲み物からパン、スープ、卵料理、米料理など順にオーダーしなければなりません。食事にありつけるまで結構時間がかかり、僕たちのように早朝からゴルフへなどと考えているとゆっくりと食事を楽しむ余裕が無いのが残念です。今回のプランは朝食付でしたが、差し出された朝食メニューにはしっかりと料金が表示されていて、僕たちのプランとは別のメニューかと思い、ウェイトレスにボクの宿泊プランのメニューに間違いがないか確認をしてから注文しました(意外に小心者なのです)。
 ディナーのメニューは2種類あり、タイ料理かインターナショナル料理から選択できます。もちろんばらばらに注文しても問題ありません。監修しているシェフは「モダン・オーストラリア料理界のカリスマ」とのことで、出されるのはタイの食材を用いたモダン・オーストラリア料理というのが正しいのかもしれません(どのようなものがモダン・オーストラリア料理かと聞かれてもボクにはよく分かりませんが)。メニューは多彩で連泊しても飽きが来ないのが売りのようですが、僕たちの場合は3度までが限度でした、残念ながらモダン・オーストラリア料理の良さが分からなかったのでしょう。飲み物を注文すると、ウェイトレスが隣のバーまで歩いて(2,30m程ですが)取りに行きます。ビールは1回ごとに冷えたグラスとともに出てくるのがビール党のボクにはうれしかった。
 レストランには室内だけでなくオーシャンフロントバーと名付けられたオープンエアーの場所もあり、ランチからディナーまでここで食べることも出来ます。欧米人にはこちらが人気でしたが、当然のことながら蚊が多いのでご注意を。


外観

シックで静か


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