スペイン新幹線

Alta Velocidad Espanola(AVE)

 1992年のセビリア万博に合わせて開通したスペインでもっとも高速な列車がAVEで、その名前はAlta(早い) Velocidad (スピード)Espanola(スペインの)の頭文字を取ったそうです。各列車はツーリスト、ビジネス、ファーストの3タイプのクラスに別れていて全席指定、ツーリストは1列に4人席(2人+2人)となっていました。ちなみに聞いた話ではビジネスは3人席、ファーストは個室タイプだそうです。
 在来線併設駅であるコルドバより乗車した僕たちに用意された席は、真ん中にテーブルが設置され、2人づつ向かい合う形になっていました。日本の新幹線よりかなり小型で、狭い感じがしますが乗り心地は快適です。2時間弱の乗車で、行けども行けどもオリーブ畑という単調な景色でしたが、向かい合った年配夫婦との旅行話、子育て話など会話が弾みあっという間にマドリードに到着しました。そういう意味では最高の席だったのかもしれません。ところで、マドリード(アトーチャ駅)の旧ホームは熱帯植物園のようになっていたのは驚きでした。 ('05.09)

AVE先頭

コルドバ駅ホーム


コルドバの駅
想像よりずーと近代的だ


乗り心地は上々
平野の風景が多いのでスピードに酔うこともない


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