アプガン砦

Fort Apugan

 島の中央部、ハガニア地区にある高台がアプガン砦。青い海の中に線を描く珊瑚礁が美しいマガニャ湾、そしてその手前のグアム市内が一望できる風光明媚なところです。この当時は市内といっても、ホテルや高層ビルも少なくのんびりした雰囲気の町並みでした。戦時中には砦にしていたくらいですから景観が良くて当たり前かもしれません。もともとはスペイン軍の拠点となった場所ですが、太平洋戦争当時は日本軍が砲台として使用していたとのこと。弾薬庫の跡も残っています。長方形といわれる砦は、本来の姿の一部分しか残っていませんが、その大きさにかつて強大な力を誇ったスペインの軍事力を知ることができます。('86.07)

砦からみたタモン湾
  
市内の風景


戻る     次へ