カスティーリャ ラ マンチャ

Castilla-La Mancha

 カスティーリャ・ラ・マンチャ地方は昔から経済的生産性は低い地方ですが、戦略的には重要であり、トレドを例とするよう多くの要塞が築かれています。北半分のカスティーリャ地方に対し、南半分にあるのがラ・マンチャ地方。街から一歩外に出ると、灼熱の太陽で赤茶けた土地が延々と続きます。セルバンテスの小説「ドン・キホーテ」の主人公がやせ馬ロシナンテにまたがり、従者サンチョ・パンサと共に遍歴の旅を続けた舞台としても有名です。広大な高原には、風化を免れた高台が点在、そこに要塞跡や風車群が今も保存され観光地となっています。ブドウやオリーブの産地でもあり、これらの葉っぱの緑色と乾燥した赤色の土地、そして真っ青な青空が独特の景観を見せてくれます。

赤茶けた大地にブドウ畑が続く


  ≫
E5号線(カンポ・デ・クリプターナ〜グラナダ)
ブドウ、ひまわり、そして小麦畑

  ≫
E901号線(バレンシア〜ラ・マンチャ)
ダムと風車、そしてオリーブ畑

  ≫
トレド
16世紀そのままの世界遺産

  ≫
カンポ デ クリプターナ
白壁の街と風車





前へ     戻る     次へ