なまら蝦夷7号(最新号)

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執筆参加宿・エッセイ執筆者 創刊号スペシャル 今月の北海道
旅人からの便り

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旅の情報誌「なまら蝦夷」は全道各地の旅人宿がたくさん参加しています。
その中からいくつかの宿に届いた旅人の皆さんからのお便りを紹介します。

05.03.18・HBCラジオで放送した便りです。

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斜里の宿「風景画」に届いた  兵庫県の女性からのお便り

 こんばんは。先ほど無事に帰宅しました。ちか釣り、神の子池、ふれべの滝・・・どれをとっても楽しいことばかりでした。特にシャボン玉が凍りながら飛んでいくのにはすごく興奮してしまいました。最後に斜里岳の姿も見られて「とてもついてたな〜」と思っています。
 昨日は氷瀑祭りをみて、宿主さんと遅くまで話しをし、今日は旭山動物園に寄ってきました。ペンギンがとてもかわいかったです。上川も旭川も札幌も、ずっと雪でした。
 又会えることを楽しみにしています。本当にお世話になりありがとうございました。

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礼文島の宿「星観荘」に届いた    札幌の男性からのお便り

 北海道で生まれ育った僕ですが、実はあまり道内を旅行したことがありませんでした。
しかし昨年の夏バイクを買ったのをきっかけに、週末の度にツーリングに出かけるようになりました。
高く広い空、まっずぐに延びる長い道、広大な草原、美しい山々の稜線。当たり前のように感じていた北海道の風景が、僕の目に新鮮な感動を呼び起こしました。ふるさと再発見です。宿で出会った人たちに「北海道に住んでいる」と言うと、とてもうらやましがられ、誇らしい気持ちになりました。
 そして夏の旅に味を占め、この冬は道東へも行ってきました。本州から来た旅人達が雪の上を転げ回り子供のように楽しんでいるのを見て、僕も子供の頃を思い出してしまいました。
 今年のゴールデンウィークには、この冬出会った旅人を訪ねてバイクで本州を旅する予定です。今からとても楽しみです。

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増毛の宿「ぼちぼちいこか増毛館」に届いた
京都の女性からのお便り

 こんにちはお元気ですか。私たちは昨年の夏にお世話になった京都の二人組です。「また北海道に行きたいね」と会うたび二人で言い合っています。宿での時間もとても楽しかったし、地元の方にもとても親切にしてもらった旅でした。
 あの後宿を出発して私たちは日本海を北上しました。途中防波堤の上で休憩していたら向こうの浜辺で焚き火をしている漁師さんたちから「おーい、寄ってけ」と声を掛けられて、思いがけずたくさんの海の幸をごちそうに成りました。あの時のウニやアワビのおいしかったこと。今まで食べたことのあるウニとは全く別の食べ物でした。実は後から料金を請求されるのではと内心ドキドキでしたがもちろんそんなこともなく、おみやげまで頂いてしまいました。それから、私たちは稚内を目指して走ったのですが、友人の顔はずっとほころんでいました。
 今でも便りのやりとりが有ります。村の青年の写真が同封されていて、「嫁に来ると毎日海の幸を食べさせてあげる。」と書き添えられていました。
いつか冬の北海道も訪ねてみたいと思っています。その時はまた泊まりにいきますからよろしくお願いします。

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池田の宿「北のコタンYH」に届いた
大阪の男性からのお便り

 長かった自転車の旅もそろそろ終わり。今最終目的地石垣島にたどり着いたところです。今回は、旅に出て自分を見つめ直したい、そんな思いから始めた旅でした。たくさんの風景に出会い、様々な人に出会い、いろんなことを感じた旅でした。特に北海道では本当にたくさんの人にお世話になりました。家に泊めてもらったり、食事をごちそうになったり、怪我の手当をしてもらったり・・・今、そんなたくさんの思い出が蘇ります。
 僕は今回の旅でたくさんの人からやさしさや言葉を受け取りました。僕は、そんなやさしさや言葉や行為を、直接その人にお返しすることはできません。だけど僕がこれからの旅先や町に帰ってから、困っている人に出会った時は、何も考えることなく手を差し伸べることができると思っています。旅は人を優しくする、そんな事を感じた旅でした。どうもありがとう。また会いにいきます。

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上川の宿「ゆわんと村」に届いた 
東京の女性からのお便り

 本屋さんで何気なく手にした本。それが「なまら蝦夷」でした。今の生活に何となく物足りなさを感じ、このまま流されて生きるのもいやだな〜と思っていた時に出会えたのはひとつの運命だったのかもしれません。それまでの私の旅と言えば修学旅行や実家への里帰りが関の山でしたが、急に北海道にいってみたいという衝動にかられました。
 始めての一人旅。不安はありましたが宿では暖かく迎えてもらい、夜には宿泊者と宿の主人とで楽しい宴会が開かれました。ここでびっくりしたのはみんな一人旅だったことです。短い休暇の人、会社を辞めてきた人、北海道に移住してきた人、・・・人生にはいろいろな生き方があるんだな〜と思いました。今世の中では「勝ち組」とか「負け犬」とかいってますが、出世したり名が売れたりすることが勝ち組じゃないんだと思えてきました。自分の好きな世界を持つこと、自分に正直に生きること・・・これができたらどんなに幸せなことでしょう。
 どんどんいろんなものを見て廻ろう、いろんな人と話していこう。そうすればきっと私にも力が沸いてくると思えた旅でした。また行きますよ、北海道!

旅人の皆さんからのお便りをお待ちします。 

メール(事務局)

            なまら蝦夷宿主一同 

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