あなたの天然記念物
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VUメーターを作ってみました (2012.03.02)
2010.03.24 レベルメータ編はこちら。レベルメータを作り始めた 日常的に拝見しているホームページにてVUメーターを製作するページがあって、それに影響を受けてしまいました。 録音スタジオなどのプロが使われるVUメーターでは月給が飛んで行くので、それっぽいメーターの針がそれっぽく振れるとよいなと考えました。 パーツ屋さんのショーケースに展示してあったのが富士計測器(株)のVUメーターです。 1個だけだったので、2個目を取り寄せしてもらうことに。 このメーター、DC500mVで0dbを指します。 そのまま音源を入力すると、高い音で針が振れなかったので全波整流をすることにしました。 ホームページを検索すると整流に使うダイオードの性質で最初の数100mVほどの電圧が出ないようです。 なんとか0mVから電圧が出るような全波整流ができないか捜してみると、手持ちの書籍にありました、灯台元暗し。
CQ出版社 トランジスタ技術 SPECIAL No.17 特集 OPアンプによる回路設計入門
定価1,540円 ISBN4-7898-3189-2 C3055 P1540E
2005.11.20 上記書籍は絶版により回路図を入手できないため代替の書籍を捜しました。回路や定数が異なっているかも。 日刊工業新聞社 岡山 努 著 読むだけで力がつく オペアンプ基礎回路再入門 定価 本体1,900円+税 ISBN4-526-05496-8 ページ121 図10.9 全波整流回路 2012.03.02 上記書籍へのリンクです。 読むだけで力がつく オペアンプ基礎回路再入門 岡山 努 著者のブログとツイッター アナログエンジニア 岡山 努 (5513ts) は Twitter を利用しています
この書籍のページ68 <図5-11>全波整流回路の実用回路その2 をそっくり作ってみると、面白いように整流してくれます。 あとは針の振れ方が鋭いので、もう少しふわふわ振れるように、抵抗6kΩと電解コンデンサ100μFを追加しました。 (そうそう「Ω」、「μ」はギリシャ文字なので漢字の第一水準にあります。ちゃんと使おうね。) 完成したものはこんな感じです。

前から見たところ
前から見たところ
左のメーターがショーケースに展示されていたので、紫外線で日に焼けています。VUだけに紫外線。(←そりゃUVだ)

ケースの中身
ケースの中身
電線の予備を切らしちゃったので、あり合わせの電線で配線しちゃいました。恥ずかしい。

全波整流回路
全波整流回路
全く同じ回路を2組作って左右のチャネルに使っています。オペアンプは、どこのご家庭にもあるCXA4559P(笑)。

±電源
±電源
一番難しかったのは、電源の3端子レギュレータの配線方法が見つけにくかったことです。結局、東芝の仕様書を拝見しました。 本当はブリッジダイオードは1個でよいですけれど、個別に点検できるので+用、-用と2個用意しました。 電源トランスが、かなり熱くなっているので、容量の大きいタイプにすればよかったです。 2010.03.05 VUメータの振り具合を調整しようと思ってフタ開けてビックリ。トランスが黒コゲです。 黒コゲのトランス 電源回路に問題がありブリッジダイオードを2個で組むのは間違いです。 上で「電源トランスが、かなり熱くなっているので」と言ってますけれどこの時点で過負荷でした。 左が間違い、右が改良後です。 A→D→負荷のルートと、B→D→負荷のルートで同時に流れるのが悪いのか(推測) 誤った電源回路
メーターの目盛
メーターの目盛
-2dbでは、10-2÷20=0.794(80%)ということでdbと%は一致していそうです。 でも針の振り方をいい加減にふわふわ動くようにしちゃったから、まともなメーターがもったいない。 2010.03.05 色々なサイトを拝見しますと、針の遅れは300ms(0.3秒)らしいです。これまでは680ms位でしたので近い所へ調整しました。 回路の箱を開けて、メータを測定してみました。あと信号直結での動きを観察してみるとやっぱり速い気がします。 せっかくの機会なので、テスト音楽の波形、整流後の電圧、メータの針を同時に撮影してあります。