AmigaDOS3.9(アイコン編)
(2001.11.27)
しばらく3.9を使ってみたので、その便利な所を紹介します。
その前のバージョン3.5は利点がわからなかったので使っていなくて、
比較の対象が3.1になります。
ここをご覧になった方々は95%の確率(20人中19人)で、
Amigaを日常的に使っていないと思いますから、
Window95との比較もまじえながら説明します。
ちなみにWindows98、WindowsNT4、Windows2000、WindowsMeの人も
Windows95だと思って構いません。
AmigaのGUIをご存知ない皆さんのこと、何から説明していけばよいやら。
とりあえず、私がWindows95(上記の他のOSを含む、以下同様)を使っていて
なんじゃこりゃー!!使えねぇー!!
と感じたことを基点に説明しましょう。
まずは、Windows95の場合
フォルダの中にアイコンがあるでしょ。
オプションの設定にもよるけど、とりあえず全部のアイコンが見えてるよね。
アイコンの名前は、ファイル名に「.+英字3文字」があると、それは省略されるんだっけ?
私は、前職(Windowsプログラマ)のころ、トラブルの元だからこの辺の設定を変更していて、
デフォルトだとどうなるか知らないもんで。
確かこの、「英字3文字」を拡張子といって、
このファイルを扱うアプリケーションが決まっているはず。
拡張子が同じファイルは、扱うアプリケーションも同じになる。
例えば、
- readme.txt
- sample1.html
- sample2.html
- setup.txt
というファイルがあると、1番、4番をダブルクリックすると、
メモ帳が起動されて、ファイルを開く。
2番、3番は、ブラウザが起動されてファイルを開く。
拡張子ごとに表示されるアイコンも決まっている。
さて質問。
3番をダブルクリックしたら、メモ帳が起動されるようにするにはどうすりゃいい?
もちろん、1番、2番、4番はこれまで通りでさ。
Windowsでできるの?ねぇ。(くすくす)
これまでのAmigaDOS3.1の場合
うまく説明できるか自信ないです。
皆さんの脳ミソにWindows95が付着してるから。
フォルダの中にアイコンがあるでしょ。
ひょっとしたら、ないかも。(この時点で、もう違うんです。)
AmigaのGUIは、Workbenchというアプリケーションが動作することで成立しています。
都合が悪くて使いたくなければ、起動しないだけで済みます。
アプリケーションが起動されてなくてもOSに影響ないので。
(Windows95ってデスクトップなしで起動できる?もちろんOSの機能は全部有効で。)
以下の説明はWorkbenchの挙動について説明します。
WorkbenchはOSではないことに注意してください。
Workbenchのメニューは、フォルダごとではなくて、画面の上端にあります。
普段は隠れていて、右ボタン押下中だけ出てきます。
ポップアップメニューが画面の上端に出てくるのを想像してください。
このメニューに「Window|Show|Only icons」「Window|Show|All files」があります。
パイプ「|」はメニュー階層を表わします。
「Only icons」と「All files」は二者択一になっているので、切換になります。
和訳すると「アイコンだけ」「ファイル全部」ということです。
・「Only icons」の場合
ファイル名の末尾5文字が「.info」となっているファイルから
アイコン情報を読み込んでアイコンを表示します。
ファイル名は「.info」を取り除いたものになります。
・「All files」の場合
「Only icons」に加えて、「.info」が対応しないファイルも表示されます。
アイコン情報がないので、取って付けたような(笑)アイコンが表示されます。
ファイル名は、本当のファイル名のままです。
例えば、
- readme.txt
- sample1.html
- sample2.html
- setup.txt
のフォルダがあって「Only icons」だと「.info」ファイルが1個もないので、
アイコンは1個も見えません。
「All files」なら4個ともファイル名もそのままで表示されます。
もし「Only icons」でreadme.txtだけ表示したければ
- readme.txt
- readme.txt.info
- sample1.html
- sample2.html
- setup.txt
2番のファイルのように「表示したいファイルの名前」+「.info」を用意すればOKです。
「.info」ファイルの作成方法を省略します。
「.info」ファイルには種類があって
- ごみ箱
- フォルダ
- プロジェクト(データ)
- ツール(プログラム)
と区別しています。
「readme.txt」はデータですから「プロジェクト」の種類で作成しておきます。
このアイコンをクリックしてメニューの「Icons|Infomation...」を選択すると
設定画面が表示されて、このアイコンをダブルクリックした際に
どのアプリケーションを起動するか指定できます。
そこでエディタを指定しておくと、「readme.txt」をダブルクリックして
エディタが起動されるようになります。
ファイルの種類に合わせてアプリケーションを起動できるようにするために、
- readme.txt
- readme.txt.info
- sample1.html
- sample1.html.info
- sample2.html
- sample2.html.info
- setup.txt
- setup.txt.info
という風に全部の「.info」を用意しておけばOKです。
Windows95での質問「sample2.htmlをダブルクリックしてエディタが起動するには?」を
Amigaで実現するには、「sample2.html」をクリックして「Icons|Infomation...」を選択、
起動するアプリケーションにテキストエディタを指定するだけです。
《おまけ》
拡張子のようなファイル名にたよらないので、
- readme
- readme.info
- sample1
- sample1.info
- sample2
- sample2.info
- setup
- setup.info
としても大丈夫です。
ただし、3〜6番はWWWサーバがhtmlファイルとわからないので、
「.html」をつけたほうがいいです。
これからのAmigaDOS3.9の場合
ファイルの1個1個に「.info」ファイルをつけるのが面倒なので、
「.info」なしファイルについては、
デフォルトの「.info」がついているかのように、振舞います。�BR>
あるファイルに「.info」がないとき、どのデフォルトの「.info」を
対応させるとよいか、それを「SYS:Prefs/DefIcons」で設定します。
ファイルの種類をWindowsで考えると拡張子しかないのですが、
元々そういうものがないAmigaの場合、ファイル名では判定できません。
判定の方法は、次の通りです。
- 頭から?バイト目に「???...?」がある
- 中に「???...?」がある
- 大きさが?バイトである
- ファイル名がパターン「???...?」と一致する
- プロテクションビットが「???...?」と一致する
これらの条件をANDやORで組合せて、正しく判定できるように調整してあります。
WindowsのCD-ROMをAmigaで見たときには、拡張子が大抵ついているので
それらのファイルについては、パターンの一致で対応を決めます。
対応する「.info」は、「SYS:Prefs/Env-Archive/Sys/def_〜.info」という名前で
格納されています。
例えば、HTMLファイルの場合は「def_html.info」となっています。
この「.info」ファイルで、起動するアプリケーションをブラウザにしておくと
「.info」ファイルのないHTMLファイル(と判定されたもの)は、ダブルクリック
すると、ブラウザが起動されて、HTMLファイルを開きます。