錦町開基百年記念史 百年の星霜

昭和の小漁師
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     第18章 自治会の活動  資料編


第十八章
自治会の活動

錦町の自治会活動は活発に行われている。
住み良く、楽しい街作りを目ざして会員が力を合わせている。
排水清掃やフラワーボックス設置の事業やスポーツの行事にも積極的に参加している。
その活動内容を紹介する。


めざましい町民卓球、
バレーボール大会の成績
 
    第1回の町民卓球、バレーボール大会が開かれたのが昭和51年で   
毎年各地区より参加して冬のスポーツとして行われて来た。
 ここ6〜7年の錦チームの成績は素晴らしく、平成3年度と4年度は
両種目とも優勝という成績を収めた。
 また卓球は平成4年度で3連覇を飾った。
 平成5年度の大会は、平成6年2月27日に行われたが、卓球は、
昨年度の準優勝チームの芭露に一回戦で対戦して敗れ、結局芭露
チームが優勝した。
 しかし、バレーボールは、一回戦、二回戦、三回戦と強豪チームと
対戦しましたがいずれも接戦の後に破り、決勝戦は港曙緑チームと
争い3対2で優勝し3連覇を飾った。

健康推進の活動  住民の健康を守る運動として保健推進員による町の総合検診(ミ
ニ人間ドック)を受ける積極的推進がある。
 平成4年度はテスト地区として栄町、錦町、芭露の3地区を選び、
12月25日に総合検診を実施した。
 結果は上々で5年度は7月と1月の2回に分けて行い多くの人が
受診した。また検査の結果、異常を認められ早期の治療で事無きを
得たケースもあった。錦町独自の活動としては、夏の健康を守ろう
という事で、夏休みを利用してラジオ体操会を平成3年から行ってい
る。
 8月1日から10日まで、朝6時半から「しらかば」と錦研修センター
の前で、子供たちや大人がラジオから流れる音楽に合わせて「イチ
ニ」「イチニ」と体操を行っている。参加人員は延べ3百人以上に上り
、皆勤者には記念品を渡している。

ソフトボール大会も健闘  昭和61年から、町民ソフトボール大会は始まった。
 制限なしの「年齢無制限の部」と年齢と性別に制限のある「年齢
制限の部」の2つのチームで争われてきた。
 ルールは、無制限の部は、登録選手15名以内で年齢、性別は
問わないとなっている。
 制限の部は、登録選手20名以内で、男は40才以上で女は年齢
に制限はない。そして常に女が3名以上出ていなくてはならないと
なっている。
 第1回からの成績は次のとおり。
年齢無制限の部
回数  年度   優 勝   準優勝    3 位  
昭61 錦町 港曙緑町 信部内川西
62 雨天中止
63 錦町 栄町 登栄床東福島
平元 栄町 計呂地志撫子 東福島錦町
栄町 錦町 港曙緑町芭露
錦町 港曙緑町 東福島上西東芭露
栄町 登栄床 港曙緑町
港曙緑町 東・福島 錦町
錦町 港曙緑町 東福島
年齢制限の部
回数  年度   優 勝   準優勝       3 位      
昭61 栄町 芭露 上西東芭露
62 雨天中止
63 栄町 錦町 計呂地志撫子東福島
平元 栄町 上西東芭露 港曙緑町信部内川西
錦町 港曙緑町 信部内川西上西東芭露
栄町 東福島 芭露 港曙緑町
港曙緑町 栄町 錦町
港曙緑町 栄町 錦町
栄町 錦町 港曙緑町

「自治会だより」の発行  平成3年の6月に第一号を発行して、隔月発行のペースで発行さ
れている。
 自治会の行事や出来事、お知らせなどが、B4判用紙にワープロ
で印刷されて全戸に配布されている。
 平成6年の10月で23号となり、小さな町のミニコミ紙として住民
の評判も上々である。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 「自治会だより」について
 私が「自治会だより」を出そうと思ったのは、自治会でしている
ことが案外会員に知られていないと気付いたからです。
 私自身会長になるまで何も分からず、又知ろうともせずにいま
したから。
 平成3年の5月に、自治会長に就任して6月に第一号を発行し
ました。
 一号と二号は役場に原稿を持って行ってワープロで作って貰い
ました。
 丁度役場の総務課長が自治会の役員であった国井隆さんでした
からお願いをしてワープロを打って印刷をして貰いました。
 しかしその内にこれは、頼むほうも気兼ねしながら、役場のほうも
職員に仕事でないものをやらせるのですから無理があり、長続き
しないと思いました。
 そこで一大決心をして10月にワープロを買いました。
 漁協にいた頃は、原稿は書くけれどワープロ打ちは女の子の仕
事と割り切っていたのですから大変なことです。
 参考書と指導ビデオの特訓で基本をマスターし、生意気にも11
月に自作の第三号の「自治会だより」を発行しました。
 最初の頃は、見出しも活字の大きさもまちまちで読み難かったと
思います。
 もっとも身近な批判者である女房の意見を聞き、皆さんからの
助言も頂き、最近は何とか読むに耐えるものになったかなと思っ
ています。
 良くこうしたものは、三号廃刊と言われますが、この仕事は続け
ていきたいものだと思っています。
 この頃「楽しみにしています」とか「必ず読んでいますよ」と言わ
れると思わずにっこりしたくなります。
 素直な意見をお寄せ下さい。
            富永 隆

生活改善運動と葬儀  湧別町に新生活運動推進協議会が出来たのは、昭和52年で自
治会や青年、婦人、職域団体など88団体と個人で構成されて発
足し、虚礼を廃止し、合理的な生活を目ざして実践要項も定めた。
 錦町自治会では、その実践要項の中で、自治会として出来るもの
を検討した結果、葬儀の生花の制限を決め、現在も実践している。
 それは生花として飾るのは、特別な場合を除き2対とするという
もので、それ以外は供花料として受け入れて会場に氏名を公表する
こととしている。
 それ以外にも、取り越しや手伝いの人に対する謝礼も次第に簡素
化されてきている。

明渠清掃の共同作業  錦町開発促進期成会の活動で西一線の明渠が、戦時中の素堀の
不完全な排水から、立派な明渠となったのが昭和56年であるが、
何年か経つうちに草や土砂で排水が埋もれてきたため、共同作業で
取り除くことになり、昭和59年から自治会の事業として毎年全員
で清掃作業を行っている。
 6月頃の日曜日の朝6時から班毎に持ち場を決め、スコップや鎌
を持参し、約1時間から2時間汗を流しているが、「久しぶりだね」
とか「元気だったかい」との挨拶も聞こえて交流の場にもなってい
る。
 その後、東側の排水も土砂が溜まってきたとのことでこの排水の
清掃も合わせて行っている。
 会員の参加数も毎年百60〜70名を数え、その日都合の悪い人
は次の日曜日に出て、残った排水の清掃や錦研修センターの窓拭
きを行っている。

フラワーボックスの設置  町は平成4年に、従来までの大きくて重いフラワーボックス(昭和
60年の全国海づくり大会に設置)に代わり、小型の持ち運びが容
易なボックスに変更。各自治会が要望する数を配布し、町の道路を
花で飾ることにした。
 錦町では、町内では最高の200ヶのボックスを注文し幹線道路沿
いに設置した。
 そして、幹線道路沿いの家の方には、管理をお願いし、自治会の
役員が総出で、ボックスの土の入れ替えや、花の苗を配布して沿道
に潤いを与えている。

防犯灯の設置と管理  錦町に防犯灯が付いたのが、昭和50年でこのとき83灯が設置
されたが、その後住宅が建ち並んで戸数が増えるに従って防犯灯
も増設されてきた。
 平成4年に町が大通りに街灯を新設したので、その分は減ったが
裏通りなどは暗い所が多いので、平成4年度3ヶ所、5年度18灯、
6年度4ヶ所を増設した。
 新設には町の補助金が60%出ている。
 新設した防犯灯は、今までに比べて20h2管式のカバー付で
大変明るくなっている。今後も必要なところについては増設するこ
とにしている。交通防災部では、毎年夜に防犯灯の点検を行って、
故障や必要な所をチェックしている。

敬老会  平成5年度までは、敬老会は各自治会毎に2年間開催し、次の1
年は町が公民館で開催していたが、平成6年からは毎年町で開催さ
れることになった。
 敬老会は、5年度の場合9月4日午前11時よりセンターでお年寄り
62名が出席して開かれ、羽田町長の挨拶、富永自治会長の挨拶の
あと町長より全員に敬老年金が渡された。お年寄りを代表して土井
さんよりお礼の言葉があって祝宴に移り、かおる保育園の園児の遊
戯を楽しみ、そのあとはカラオケなどで楽しい一時を過ごした。
 5年度の場合の錦町の年齢構成は、
70才〜74才=33名
75才〜79才=20名
80才〜89才=26名
90才〜    =4名
喜寿の方は
 田川あさ、斉藤すさ、惣滑谷勲、惣滑谷智恵子、山田えみ、
 山崎敏男、山本リョウ
米寿は
 青野アキ、中山ヨシエ(道の米寿者)
金婚者は
 惣滑谷勲 キヨコ夫妻
以上の方々で町よりそれぞれ記念品が贈られた。
 平成6年4月現在の錦町の90才以上の方は
 吉塚フク(96)土井重喜(92)片岡ツルエ(91)菊池庄七(91)
 自治会で開催した平成4年の錦町の対象者は(70才以上)、81
名で内男は25名、女は56名と圧倒的に女が多くなっている。
 又平成5年度は、83名中男は31名と僅か男が増えている。

秋祭りの行事  湧別神社の秋祭りは9月14日が宵宮祭で、15日が本祭りにな
る。祭りを盛り上げるために市街地区の5自治会が持ち回りで行
事を受け持っている。
 平成5年度の場合は、
演芸(16日)=錦町
踊り山(14〜15日)=栄町
神輿(15日)=緑町
パークゴルフ(15日)=曙町
音楽パレード(15日)=港町
神社清掃、準備後片付け=港町
 以上の行事が順番に持ち回りで行われている。
 永年続いてきた相撲は参加者が少ないため、パークゴルフに
変わる年があるなど、行事の見直しの声も出ている。
 各自治会では、こうした行事の経費に充てるため、会員から寄付
金を集めている。錦町では、1戸当たり千円の寄付を集めるほか
篤志寄付もおねがいして賄っている。
錦町婦人の集い  錦町自治会の婦人部は、平成4年に発足した。
 その婦人部の事業として計画されたのが、錦町婦人の集いで第
一回の集いは、平成5年1月31日午後1時から錦研修センターで
開かれた。
 参加者は、60数名で錦研修センターに隣接している加工センタ
ーの見学と、ドンの実演をした後、お茶とケーキを食べながらゲー
ムに興じ、沢山持ち寄られた日用品や色々な品物のオークション
に移り、参加者は、目当ての品物を格安の価格で競り落とし、抱え
切れないほどの荷物を持ってニコニコ顔で帰宅しました。平成6年
1月30日に第二回目が開催され、この日は、朝から猛吹雪の悪
天候で出足が心配されましたが、90人の参加申込のうち60人が
参加した。
 教育委員会の柳沢主幹の指導でゲームを行い、次いでビンゴゲ
ームを楽しんだあと、チャリテイオークションに移り、約2百点以上の
品物がすべて売り切れとなった。
 この日のオークションの売り上げは、67.320円でこの中から3
万円を湧別オホーツク園に寄付しました。

町政懇談会  これは自治会活動ではないが、町が毎年自治会毎に(市街地区
は一ヶ所)開催している会合で、この場所で要望して取り上げられた
ことも多い。
 ここ3ヶ年の要望事項と回答並びに実現状況を記す。
平成3年度
 日時=平成3年12月5日午後6時半 場所=錦研修センター
 出席者=町長ほか各課長 錦町会員25名
一、湧別川河川敷地に適地があるので、町営のパークゴルフ場を
   設置してほしい。
  「回答 教委」 計画は進めているが実施時期は未定。
  『実施状況』 平成6年夏頃オープンの予定。
二、しらかば団地内の南側から道道へ通じる道路と三号線に抜ける
   通学路を新設してほしい。
  「回答 町長」 道道へ通じる道路については近いうちに計画し
   たい  「工営課」 通学路については今のところ計画はない。
三、錦農村公園に桜の木を植えたいがどうか。もし良ければ苗木を
   支給してほしい。
  「回答 産業課」 植えても良いので苗木については支給するよ
   うにする。本数などは予算の関係もあるので検討したい。
  『実施状況』 平成5年度20本植樹。
四、町で福祉バスを購入し、きめの細かい福祉行政と町民サービス
   をしたらどうか。
  「回答 福祉課」 現在のところ計画はしていないが、必要な時
   期が来たら検討する。
  『実施状況』平成5年秋に大型バス購入。
五、錦町では毎年明渠排水路の清掃を実施していますが、下流の地
   区でも実施するよう指導願いたい。
  「回答 町長」 下流について相当泥が溜まっているので、来年は
   町で掃除をしてそれから各自治会で清掃を実施して頂くことで
   各自治会長さんの了解を得ている。
  『実施状況』平成5年は実施したが6年は微妙。反対の自治会が
   ある。
六、錦町地区の街灯を改善願いたい。当地区には小中学校があり、
   防犯対策としても必要と考えられます。但し維持費については住
   民の負担が多くならないようにも配慮願いたい。
  「回答 総務課」 錦町を含め市街地区の街灯の改善を検討して
   いる。実施の前には相談をする。
  『実施状況』平成4年度に錦町に52基を設置。
七、名寄線の跡地対策として実施されている道路はどの様なものが
   できるのか。沿線の開発計画はあるのか。
  「回答 工営課」 リラ街道として国のシンボルロード事業で実
   施している。上湧別町とも話し合い中湧別まで計画している。
   車道とリラの植樹帯、自転車道と歩道から成っており、幅員は
   19bに成る。完成には工費が10億円ほどと、期間が10年くら
   いかかる。
八、公営住宅が不足している。
  「回答 工営課」 人口の割合からだと湧別は基準以上になっ
   ている。今後は希望の多い単身者住宅を作る計画だ。
  「福祉課」 65歳以上の高齢者住宅を作る。単身用8戸、夫婦用
   2戸、場所はオホーツク園の近くを予定している。
  『実施状況』平成5年1棟8戸、6年2棟8戸を建設。また6年3月
   に高齢者福祉センターとして、デーサービスセンターと居住部
   分の施設が開設された。
平成4年度
 日時=平成4年11月25日午後6時半
 出席者=町側、町長以下各課長16名。 自治会=10名
一、昨年度要望した事項で実施について回答のあった次の件の進捗
   状況について。
 (一)しらかば団地の道路新設について(用地買収に時間がかかっ
   たが近いうちに解決する予定なので、来年着工できると思う。=
   工営課長)
 (二)湧別川河川敷地のパークゴルフ場について(来年着工できる
   と思う。=工営課長)
 (三)福祉バスについて(来年補助金を受けて購入する予定。=
   福祉課長補佐)
 (四)明渠排水の市街地区の清掃について(近いうちに業者に委託
   して町の清掃を行う。来年は各自治会で実施してもらえると思う)
二、三号線の教員住宅団地、公営住宅団地の団地内道路の改良舗
   装について。
   約30戸近くの入居者がありますが、排水溝もないため水はけも
   悪く、凹凸もあり悪路であるので改良工事と共に、舗装を実施願
   いたい。
  「回答」三号線の団地は、将来の団地計画の中で道路計画も考え
   なくてはならないため、今の形ですぐには出来ない。補修はやり
   ます(=工営課長)
三、しらかば団地の二号線道路の暴風雪施設の設置について。
   同道路は冬期間風が吹くと、吹き溜まりがすぐ出来て通行困難と
   なり、通学、通勤に非常に困っているので暴風雪施設を設置して
   頂きたい。
  「回答」防雪柵を立てても旨く行くとは限らないケースがある。
   また雪の捨て場の問題もあり、現状では難しい。新しい道路が出
   来るとそちらを利用してほしい。(=工営課長)
四、四号線道路の東方面道路の歩道設置、拡幅について。
   四号線道路の東方面の道路は、網走方面へのバイパスとして利
   用する車が多く、通学の児童、生徒は恐怖を感じている。特に大
   型のトラック等については道路幅も狭く危険である。事故が起き
   ないうちに歩道の設置、道路幅の拡張の工事を実施して頂きた
   い。
  「回答」必要性は分かっていたが、国道昇格を陳情していたので
   延び延びになっていたが、そんなことも言って居られなくなったの
   で検討したい。(=工営課長)
  『実施状況』平成6年度より着工
五、錦町研修センターの増改築について。
   錦研修センターは、加工センターの設置により、一層利用回数が増
   えていますが、次の増改築について検討をお願います。
   上記団地内に (一)トイレの悪臭が酷く、食品加工する施設のトイ
   レとして相応しくないので水洗にして頂きたい。
  「回答」換気扇を回していれば臭気はしないので、水洗は将来に
   したい。女子トイレの一つを足の不便な人のために洋式にするこ
   とは行う。(=社会教育課長)
  (二)葬儀や大会などに使用するホールが狭いので、舞台と控室を増築  
   して頂きたい。
  「回答」検討したいが、背後地の問題もあり2間ぐらいだ。(=社会教
   育課長)
六、町内の公衆トイレの増築と改修について。
   町内の公衆トイレ、公共施設のトイレについては、明るく清潔な街づく
   りの上からも水洗にし、市街地区には増設して頂きたい。
  「回答」町内には8基の公衆便所があるが、今年は芭露と錦を立て替え
   た。順次行う。市街地区の増設は土地の問題があり考えているが決
   定していない。(=福祉課長補佐)
平成5年度
  日時=平成5年11月26日午後6時半
  場所=錦研修センター
  出席者=町長ほか各課長 錦町会員11名
  町長より挨拶を兼ねて文化センターの建設について説明があった。
一、錦研修センターの増築とトイレの水洗化について。
  理由=錦研修センターは、昭和52年の建築当時から見て戸数、
  人口の増加が進み、利用度数も中央公民館を除くと町内のトップ
  であります。しかしながら規模は建築当時のままで、大きな会合
  行事には苦労をしている現状であります。
   そのため次の事項について要望いたしますので事情ご賢察の上
  よろしくお願いいたします。
  (一)ホールの拡張として舞台を増設して頂きたい。
  (二)控室と物置の新設をお願いしたい。ホールでの行事のときの
   控室がないのでホールに接して控室が欲しい。
    またホールのテーブル椅子を格納する物置を新設して欲しい。加工
   センターは毎日利用しており、加工センターを使用することは出来な
   い。また移動中に建物等に傷を与える。
  (三)トイレを水洗にして頂きたい。
   汲み取り式のトイレのために臭気や汚れがあり、センターと加工セン
   ターのトイレとしては相応しくなく、利用の人数、回数から見て是非
   水洗にして頂きたい。
  「回答」町長=増改築については来年度実施する。
二、美園団地の見直しと教員住宅の道路改良と環境整備について。
  理由=美園団地の住宅は老巧化が甚だしく、取り付け道路も側溝
  の無い砂利道であり、周辺環境も荒れ果てており、早急に団地計
  画を策定されますよう要望いたします。
   また教員住宅への道路も、側溝のない砂利道で雨が降ると泥水
  が溢れるので、合わせて道路の改良を進めて頂きたくお願いいた
  します。
   団地計画の策定に当たっては、住環境に配慮したものとして頂き
  たい。
  「回答」工営課長=団地計画は町の総合的な中で判断したい。必
  必要なことは理解している。
三、町が配布する文書の減量化について
  理由=町が自治会を通じて配布する文書は、年間膨大な数になる
  と思われますが、内容によっては、町政広報で十分でないかと思
  われるものもあるので検討願いたい。
   町政広報などは回覧しても戻ってくる数は少ないのですが、他の
  文書については、抜き取られずに相当のものが残って廃棄されて
  います。
   経費労力等のからももったいないと思われます。
  「回答」総務課長=そのように取り計らう。
四、排水溝の整備について。
  スノー食品より下に流れる排水溝(幹線道路より東側)は、勾配も
  少なく水が溜まり、夏には腐敗して悪臭が酷いので、当面は泥を
  さらうなどして頂きたい。
   またコンクリート側溝などで水が溜まらないようにして頂きたい。
  「回答」工営課長=簡単にできるのであれば実施するが、大掛か
  りになると難しい。
五、下水道の計画はどうなっているか。
  「回答」町長=上湧別町と共同でやりたい。費用は、平均で1戸
  50万円から60万円位でこのほか敷地面積1平方b当たり300
  円位の権利金が掛かる。
六、湧別町も色々施設が整備されてくるが、それに伴って人づくりを
  進めて頂きたい。
七、湧別市街の北側は海からの風が強く多くの人が悩まされている。
  百年の大計のために防風林を作る考えはないか。
               (終了午後8時)
 以上が3ヶ年の記録であるが、それなりの成果はあったと考えられ
るが、出席者が減少していることから懇談会のあり方の検討が必要
な時期に来ているようだ。

 
班毎の親睦の集い  錦町として全体の親睦行事は今は実施していないが、かっては行っ
ていたようであるが、年々集まりが悪くなり中止になったと聞いている。
 その代わり班毎の懇親会が少しずつだが増えてきている。
 一番盛大なのはしらかば団地の懇親会である。
 会費は全戸より4千円を集めて毎年1月「しらかば」で家族総出で行
っている。
 クイズ、ビンゴゲーム、カラオケと、当番が決まっていて大いに盛り上
がっている。
 このほか十班は毎年新年会と花見の2回行っていて、9班、8班、3班
も年1度行ってお互いの懇親を深めている。ともすれば隣近所の連帯が
崩れようとするとき是非続けたい催しである。

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第十九章
錦町開基百年記念行事

平成5年に開基百年を迎えた錦町では、色々な行事が行われた。
その事業の記録を次に記した。巻頭のグラビア写真とともにその模様を偲んで頂きたい。


取り組み  明治26年、竹内文吉が下湧別村基線20番地に入植したのが、
錦町の開基であると湧別町百年史は述べている。
 平成4年3月24日に開かれた自治会の役員会で、湧別町史に
掲載されている錦町の開基について説明があり、開基百年の記念事
業を行うことについて協議を行い、同年4月12日に開かれた総会に
は、記念事業を実施する計画が提案され満場一致で決定を見た。
 記念行事の具体的計画は、4年度中に検討することとして、取り
あえず資金造成のため、特別会費として1戸2千円の徴収と自治会
より35万円の積立を決定した。
 また百年記念史の発行を決め、このための編集委員を選任した。
こうして平成5年4月18日の総会に、記念事業の計画と予算が提案
され原案通り決定した。

事業について  計画に基づいて次の行事が実施された。

(一)「記念備品の購入」
 錦研修センターの備品として「レーザーカラオケ施設」一式を購入
 した。その内容は、
 パイオニアレーザーカラオケLKー100型
 テイチクカラオケソフトベスト270曲
 マイク2本
 モニターテレビ14型及びテレビスタンド
 事業費は町の補助を除いて23万円であった。

(二)「記念パークゴルフ大会」の開催
  9月19日の午後1時より湧別神社裏の児童公園パークゴルフ場にて
 開催した。始めはゲートボール大会を予定していたが、参加者が少ない
 ためパークゴルフ大会に変更した。
  当日は風の強い日であったが、子供5名と一般51名の参加があり
 盛会のうちに終了した。成績は次の通り。
 一般の部
  優勝 柴田澄男  準優勝 東 達夫  3位 国井 隆
 子供の部
  優勝 田畑好浩  準優勝 沼館直子  3位 大友佳奈
 事業費 68.736円

(三)「史跡記念碑」の設置
  町は開基百十年の記念事業として町内の主な史跡の跡地に記念柱
  を4年度に建てたが、錦町としては、まだ有意義な史跡があるため、
 次の5ヶ所を選んで史跡記念碑を建てた。
 記念碑の碑文と建立場所は次の通り。

史跡記念碑の碑文


開祖 竹内文吉氏の住居跡
  明治26年利尻より基線20番地に入植。川の側に茅葺きの拝み小屋を
 建て住んだ。
  平成5年10月建立 錦町開基百年記念協賛会
 (建立場所=四号線道路側の溝江宅横)
中央座(劇場)の跡
  明治43年に山西三次が中央座(劇場)を建てる。ここより百米東の所。
 大正5年まで営業する。
  平成5年10月建立 錦町開基百年記念協賛会
 (建立場所=天理教教会の地なり道道側)
マッチ軸木工場の跡
  明治37年に森製軸所として操業。従業員75名を雇用していたが、
 39年に火災により焼失したが再建し、信部内にも工場を設け2工場
 で経営したが、43年休止した。
  平成5年10月建立 錦町開基百年記念協賛会
 (建立場所=しらかば団地新道入口の道道の側)
錦町商店発祥の地
四号線消防組番屋の跡

  明治30年夏、伊藤紋蔵が雑貨店を開業。錦町の商店第一号。
 36年より種類の製造と販売を始める。大正末期まで営業。明治44年
 私設消防組が発足。伊藤酒造店に隣接して番屋を設置。
  大正2年2月公設となり昭和20年代まであった。
  平成5年10月建立 錦町開基百年記念協賛会
 (建立場所=四号線道路の農協資材店舗裏)
湧別中央澱粉組合工場の跡
  昭和12年四号線を中心に東、尾萩の農家が冷害凶作の対策と
 して馬鈴薯を作り、共同で澱粉工場を設立し、経営安定に大きく寄与。
 最盛期には125戸加入。スノー食品工業(株)の開業により昭和41年
 に閉鎖。
  平成5年10月建立 錦町開基百年記念協賛会
 (建立場所=(株)中川組国道側)
 事業費 999.050円 内町補助500.000円
(四)記念式典と祝賀会の開催
 平成5年11月14日(日曜日)午前11時から錦研修センター
で、錦開基100年記念式典が盛大に開催された。
 来賓としてお招きしたのは、町長はじめ町4役、町議会議長、議
会の各委員長6名、西部地区自治会長8名、小中学校長、商工会長、
農協組合長など。
 その他顕彰者31名、篤志寄付者44名などでしたが、この内65名
が出席し、一般会員48名、このほか役員、婦人部役員、余興出演
者など50人、合わせて160名以上が出席した。
 会場の玄関には、志田旭さん提供の菊の鉢が、花の香りを漂わせて
華やかな雰囲気の中、式典は始まった。
 式典は先人の霊に対する黙祷に次いで、富永会長の式辞の後、功
労者に対する顕彰が行われた。引き続き羽田町長、鎌田議会議長、
錦町出身の書家吉村昭三、桧山自治会連合会長より祝辞があり、祝
電披露があって式典は無事終わりました。
 引き続き祝賀会に移り、土井産業社長の祝杯で幕を開け、湧別フォ
ークダンス同好会の友情出演による、華やかなフォークダンスに
続き、会員によりカラオケが次々に披露され、吉村先生の飛び入りも
出て大いに盛り上がり、予定時間をオーバーした。午後2時、本間
農協組合長の音頭で万歳を三唱し幕を閉じた。
 この日功労者として顕彰された方は次の通り。
顕彰功労者のご紹介
 【特別功労開拓功労者】
土井重喜殿

  村会議員10年北見畜産組合代議員9年。下湧別村農会副会長
  6年。下湧別村翼賛壮年団長5年。網走地区団長4年。湧別農協
  組合長3年を歴任現在土井産業(株)社長。錦町自治会の顧問、
  錦町総合開発促進期成会相談役として物心両面から錦町の振興
  発展に大きく寄与され、錦町にとっては偉大な存在であり、さらに
  町在住91年の歴史も輝かしいものであります。
 【自治功労者】
市川太平殿
  市川太平氏は、昭和38年から現在に至るまで26年間町会議員と
  し、また自治会の顧問、錦町総合開発促進期成会の相談役として
  錦町の振興発展に大きく貢献されました。
八田亀義殿
  
八田亀義氏は、昭和58年から同62年までの4年間錦町区長とし
  て、錦町の振興、発展に多大な貢献をされました。
 【社会功労者】
惣滑谷智恵子殿
  惣滑谷智恵子氏は、昭和49年より平成元年まで15年間にわたり
  、民生児童委員として錦町の民生福祉の充実のために大きく貢献
  されました。
田畑 上殿
   田畑上氏は、昭和43年より同49年までと同61年から現在まで
  13年間にわたり民生児童委員として錦町の民生福祉の充実に大き
  く貢献されました。
 【高額寄付功労者】
  次の方々は、錦町開基百年に当たり10万以上の寄付をされた方で
 す。
 土井産業株式会社殿
 株式会社中川組殿
 内匠健次殿(札幌市)
 株式会社小谷商店殿(曙町)
 湧別農業協同組合殿
 スノー食品工業株式会社殿
 市川弘子殿
 三沢信美殿
 【開拓功労者】
  次の方々は、錦町在住50年以上で年齢が75歳以上の錦町在住者
 で、今日の錦町の基礎作りに大きく貢献された方です。
 安藤シズ殿 臼井タケ殿 片岡ツルエ殿 加藤秀夫殿 佐野節子殿
 仙頭ハツ殿 高桑ツイコ殿 田口春枝殿 田中ヒデ殿 藤井ヨシ殿
 惣滑谷智恵子殿 本間ハマ子殿 三沢信美殿 山本リョウ殿
 横沢房殿 ヨシからツルエ殿 吉塚フク殿 若杉ゆき殿
開基百年記念事業
協賛会役員氏名
 顧 問  土井重喜  市川太平
 会 長  富永 隆
 副会長  野田 博  東 達夫
 委 員  八田亀義 田畑 上 山口清一 山口博正 若杉 茂
       国井 隆 飯塚 武 茂木洋一 中川雅紀 吉田慎一
       工藤 薫 高橋 武 国枝慶二 草薙春雄 柳沢勝彦
       臼井由和 三沢信美 伊藤 誠 松尾一夫 篠田一郎
       遠藤隆啓 樋岡 勇 小川輝道 溝江満雄 秋山俊一
       柴田澄男 前田敏明 高桑国光 柴田ミチ子 諏訪間栄治
 会 計  藤井孝一
 監 事  大井親男 浅野謙吉

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資料編
資料として錦町の世帯数と人口の推移を記した。


錦町の世帯数と人口の推移
地域毎の世帯数や人口の資料は町役場には、昭和37年以降し
かなく、それ以前については、町史の記載されているものを拾い出
したが、それも限られたものしかなかった。
明治43年=浜市街159戸 四号線134戸 川西106戸
東66戸 信部内15戸 芭露全域74戸
合計554戸(但し村税賦課台帳によるので村税を
付加されないものは含まれていない)

                              各年度とも12月末

全   町 錦   町
 年度    戸 数     人 口     戸 数     人 口  
昭 6 1.720 10.148 108 637
1.740 10.496 112 598
10 1.959 12.278 110 561
34 2.328 13.139 131 650
37 2.310 11.553 135 613
38 2.278 11.187 142 613
39 2.204 10.681 137 577
40 2.189 10.112 140 562
41 2.149 9.580 144 577
42 2.117 9.218 144 571
43 2.083 8.856 159 621
44 2.040 8.391 164 633
45 1.974 7.851 174 648
46 1.943 7.569 179 663
47 1.911 7.412 176 661
48 1.896 7.150 179 670
49 1.974 6.938 190 710
50 1.862 6.841 191 705
51 1.866 6.755 194 708
52 1.887 6.735 201 729
53 1.870 6.595 207 734
54 1.840 6.486 197 715
55 1.809 6.336 203 736
56 1.801 6.266 204 736
57 1.803 6.225 217 756
58 1.804 6.204 223 772
59 1.812 6.204 229 775
60 1.795 6.168 239 775
61 1.806 6.109 256 803
62 1.796 6.084 255 806
63 1.771 6.014 253 795
平元 1.825 6.035 253 798
1.820 5.974 254 784
1.817 5.944 256 769
1.813 5.854 258 763
1.808 5.770 255 746
1.833 5.722 258 768

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