やまたまおもちゃ箱

 
047■やまたま仮面ライダーアギト〜チュッ!夏パーティー〜
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「そこのかのじょぉ〜」
「え?わたし?」
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「これから一緒に食事にでもいかない?」
「え〜、でも約束があるんです〜」
「いいじゃん、減るもんじゃあるまいし」
「でもぉ・・・」
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「アイチャン、モウソロソロイキマスヨ」
「うん、そうだね」
「あ、おい、ちょっと!」
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「うがー!!なんなんだオイ!このオレさまを怒らせたらどうなるか!!
絶対に許さんぞ!!!」
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「ん〜♪ぶっぶっぶぶぶっサマーパーティー♪ぶっぶっ期待しちゃうぶ〜♪」
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「もう冬も通り越して春だっていうのにあんな歌うたっちゃって・・・ブータン、はりきってるなぁ」
「そりゃそうだよ、ほら」
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「こんにちわブ〜タン、パーティに呼んでくれてありがとう!」
「加護ちゃんが来てくれたぶ〜!お友達のみんなもこんにちわだぶ〜!」
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「ね、そういうことさ」「なるほど、わかりやすいなぁ」
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うぉらぁぁぁぁ!!見つけたぞ!!オレ様の誘いを断ってパーティーかぁぁ!!」
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「な、なんだぶ!?だれなんだぶ!?」
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「た、助けなきゃ・・・加護ちゃんを助けなきゃ・・・でも・・・怖いぶ〜・・・」
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「こいつ、オレ様に恥をかかせやがって!思い知らせてやらぁ!」
「きゃあぁぁぁっ!!」
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ガシッ!
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「・・・ん?なんだ!?」
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「大丈夫ですか!逃げてください!!」
「キ、キサマはG3!」
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「氷川君、油断しないで。敵はものすごい怪力の持ち主よ!」
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「このヤロォ!!オレ様をナメんじゃねーぞゴラァ!」
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「うわああっ!」「きゃああっ!」
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「あーあ、言ってる側から・・・」
「バッテリーユニット損傷!出力低下!」
「氷川くん、これ以上はダメよ!離脱しなさい!」
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「だ、だめです・・・今僕が逃げると、この女の子が・・・」
「おらおらどうした!キサマはその程度か!」
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「氷川くん、早く離脱しなさい!氷川くん!氷川くん!!」
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つづく
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