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日記のような戯言のような…好き勝手にダラダラ書くからやまダラ。

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プラス1000円の満足 [2004.6.20]

方の実家へ顔を出さねばならぬ用事が出来たので、会社には金曜日に休みをもらっていざ大阪へ。
今回は大阪までの直行便ではなく、千歳経由で向かうことになりました。
千歳からだと飛行機の機体が大きく、スーパーシートに変わって登場したという今話題の『クラスJ』とやらも利用することができます。
新し物好き・めずらし物好きなミーハー夫婦にとっては、こいつは見逃すことが出来ません。
早速、クラスJを申し込み、当日を迎えました。

ざ搭乗。シートのカラー・厚み・広さが違うその雰囲気に感激ですわ。
座ってみると前後左右にかなりゆったりとした作りで、窮屈間がまるで無し。
隣の人との取り合いになどまず発展しないであろう、めちゃくちゃ幅広の肘掛にも大満足。

座席を倒しても後ろの人にほとんど影響の出ない新方式のリクライニングに、フットレストもついていて足まで楽に休めることが出来るのです。
機内で配られるブランケットやジュースの紙コップはクラスJ特製で、ちょっとした優越感を与えてくれます。
その上、今ならキャンペーン中とかで、JALホテル特製の茶菓も配られるときたら奥さん、クラスJの完全勝利と言っても過言ではありません。
コイツはすごいよクラスJ!運賃にわずか1000円プラスするだけで得られるこの満足感。
次回からも乗らずにいられないですわ。

も、帰りの飛行機はクラスJに乗ることができなかったんですわ。残念ですのう。
いつも乗りなれているはずのエコノミー席がとてもとても狭く感じた2時間弱のフライトとなりました。
相方・あくびはお菓子が出ないことに不満を漏らしておりました。
かつてはお菓子は配られるわ、飲み物は飲み放題だわ、何かおまけのようなものも貰えるわ、飛行機はちょっとした贅沢を感じられる旅だったんですけどね。今後はクラスJがそれを担っていくのでしょうかねぇ。

でもよく考えたらクラスJでお菓子が出るのもキャンペーン中の期間限定。
数年前から進んでいた航空会社の経費削減策もついにこんなところまで来てしまいましたか・・・。



巨人はロッテより [2004.6.14]


阪近鉄バファローズがオリックスブルーウェーブとの合併に合意とのこと。
しかも形的には吸収合併。バファローズという球団が消滅することになってしまいます。
かつてファミスタで楽しんでいた人には、いよいよリアルで「レールウェイズ」実現!?なんて思ってしまうようなニュースでもあります。

ワシが高校2年、3年生の頃のバファローズは神がかり的な強さを発揮していました。
前半戦はそこそこの成績でも、後半戦に入ると7連勝、8連勝は当たり前であれよあれよと上位に躍り出て、気が付けば首位争い。
絶対的なエース阿波野、パンチ力のある鈴木、爆裂ブライアント砲にいぶし銀の真喜志・・・なんつーか、野武士っつーか、漢(おとこ)らしい球団でしたわ。

そんなバファローズがこのまま無くなってしまうのは忍びないので、どうにか再建できないものかと思ってやまたま。なりに観客数増員策を考えてみました。


・毎試合前にNEWSに歌ってもらう←ジャニーズファンがおしよせて入場者増。
 観客も会場のDJに煽られつつ、細長い風船をバンバンとぶつけて応援。
 いくぞプレーオフ!フレーフレー近鉄!

・新外国人選手としてペ・ヨンジュンと契約←ヨン様ファンがおしよせて入場者増。
 試合中のオーロラビジョンで、ここでしか見られない冬ソナ特別編を上映すればさらにUP!
 「冬ソナ特別編が見られるのは大阪ドームだけ!」

・大阪ドームでしか入手できないアニメグッズを配布←その手のファンがおしよせて入場者増。
 ちょっと前に大阪日本橋を歩いていたら、どこかのカード会社がキャンペーンをやっていて、
 今ご契約の方には○○(何だか知らないけど人気アニメ?)の特製カードをプレゼント!
 なんて叫んでいたのね。で、実際にそれ欲しさに契約しちゃってる人がいたりもしたのよ。
 いや〜、やるなぁカード会社って思っちゃいました。適材適所っていうかなんつーか。

・日替わりでイケメンライダー俳優達の始球式を開催←イケメンライダー好き主婦の入場者増。
 そういや龍騎の人ってあんまり見かけないですね。どうしちゃったんでしょうか。
 イケメンよりハンサムっていう言葉がしっくりくるのはやっぱり若くないんでしょうか。んぐ。

・マスコットガールとして矢口真里を起用、毎試合ベンチへ←俺様の観戦回数が増。


否両論あろうとも、今年からプレーオフ制を導入、日ハムの本拠地移転・新庄復帰などなにかと話題が多かったパ・リーグですが、まさか最大の話題がこんなニュースになってしまおうとはねぇ。
経営状態が厳しい状況なのでしょうがない事とはいえ、古からの野球ファンとして、そして近鉄バファローズという名前にに馴染みのある自分としては非常に残念ですわ・・・。




15の夜 [2004.6.8]


用だ御用だ!というCMにつられ、ついついファミコンミニの「がんばれゴエモン」を買ってしまったゲーム小市民のYAMADAしゅに〜です。こんにちは。

このソフトが発売したのは、ワシが中学3年生の時でした。

スーパーマリオもすっかり攻略しつくしたあの日、友人宅にあったこのゲームをプレイしてみたところ、どうにもこうにも冗長な展開が鼻について「なんだい、あの悪魔城ドラキュラの会社がこんなゲームを発売しちゃうのかい!?コナミも終わったな」などと生意気にも思ったものでありました。

ところがです。家に帰ったワシの耳に残っていたのはゲーム中の小気味良いBGMと、「御用だ御用だ!」という音声。

ご飯を食べていても「御用だ御用だ!」
トイレに入ってても風呂に入ってても「御用だ御用だ!」
とにかく寝ても覚めても「御用だ御用だ!」
誰かに話しかけるときも、ついつい「御用だ御用だ!」と口走る始末。
ついには、友人からソフトを借りて再びプレイをするといった事態となりました。

ざやりはじめると、やっぱり面が長いこと長いこと。
ホントにコレ終わるのか!?ってなぐらいに同じ様な面、同じ様な敵、同じ様な展開の繰り返し・・・
よくよく説明書を読むと、13ステージで1周のようで、さらにそれを8カ国(つまり8周)しないとオールクリアとならないとのことでした。
1面クリアするだけでも相当にタルい展開なのに、さらにそれを104面も繰り返さなければならないだなんて、こりゃゴエモンっていうよりも拷問ですよ。
しかもバックアップはおろか、パスワードによるセーブ機能すらなかったこのソフトでどうやってそこまで続けることができましょうか。
結局、約束の1週間が過ぎてしまい、ソフトは友人へと返却してしまいました。

れから早18年。
ソフトを貸してくれたSくんを思い出しながら、毎日のように「御用だ御用だ!」とプレイしております。
今度は携帯機のソフトということでセーブ機能もついており、少しずつ進めればいずれは最終面をクリアすることも出来そうな雰囲気です。
さて、今宵もちょいと遊びましょうか。

電源ON。

あれ?面が進んでる・・・
不思議がってるワシに向かって相方あくび、「あ、それ私が遊んでてん。」

そ、そんな・・・これ、セーブは一つしかできないんだよ・・・(涙)

は変わって。
6月5日発売分の雑誌「ぼくドラえもん」は、ジャイアンの特集号。付録もジャイアンに関係のあるコレがついていました。

奥さん、見てください!ジャイアンコンサートのチケットですよ!
「ジャイアンリサイタル」という表記じゃないのがちょいと残念ではありますが、とにもかくにもジャイアンコンサートのチケットですよ!
それでこのチケットの使い道は!?とお思いの貴方!
ワシはとりあえず相方・あくびと共に手にとって、のび太とドラえもんのようにブルブルと震えてみたりもしましたが、当然そんなことのためにわざわざ付録についているワケではありません。
このチケットの裏面にある特設サイトにアクセスして、IDとパスワードを打ち込むとジャイアンコンサート特別版を見ることができるのです。
そうなんです!ジャイアンのコンサートが「ホゲ〜」とネット配信されるんです!
こりゃまたすごい世の中になりました。
興味のある方はぜひ雑誌を購入してIDを入手して、ぜひ生ホゲ〜を体験してみてくださいな。



今日のあくび[2004.6.6]


曜日は市内にあるカツ屋さんでひさびさの外食でした。
この店のヒレカツはそりゃ絶品。ハシで切れるほどにやわらかくてジューシーな味わい。
コレステロールとサイフを気にしなくていいのなら毎日でも食べたいぐらいであります。

時間ほどかけて、ゆっくりじっくりとカツを堪能。実に有意義なディナーとなりました。
食事終了後、相方・あくびはテーブルの脇にあったアンケート用紙を手にとり、感想を書き始めました。

「久しぶりに食事に来ましたが、相変わらずとても美味しく、贅沢な時間を過ごすことができました」

あいや〜、あくび、いきなり褒めちぎりですか。

「店員さんの素敵な笑顔の接客で、とても気持ちよく食事をすることができました」

たしかに店員さんは丁寧な応対、いかにも営業用というようないやらしいものではなく、自然に見える笑顔で接客していたのが素晴らしかったですわ。

「また、ドレッシングがとても美味しく、ぜひお土産用として販売してほしいぐらいです」

はいはい、このドレッシングは美味しかったですなぁ。
単なるキャベツがご馳走に思えるぐらいでしたわ。キャベツだけでご飯が食べられるぐらいでしたなぁ。

「本当に素晴らしい食事となりました。また来店したいと思います。」

それにしてもあくび、大絶賛ですなぁ・・・と思って、アンケート用紙をよく見ると

感想をお寄せいただいた方に、抽選で当店の商品券を差し上げます。

・・・ソレですか。

をギラギラさせてアンケート用紙を回収箱に入れるあくび。

「これだけ絶賛しておけば、そのうち商品券が送られてくるやろなぁ。そうしたらまたその商品券で食べにいって、またアンケートで絶賛して、また商品券が来て、また食べにいって、また絶賛して・・・あは〜ん、ど、どうなるブー!?」

ブーってなんやねん。
っつーか、キミ、やらしいわ・・・。



本領発揮[2004.6.2]

国へ旅行に行くと、ふっかけた価格で物を売っててくる店が多く存在します。
本当に相手を騙してやろうと思っている人もいるのですが、「もうちょっと負けてよ」などという会話を楽しむために、わざと高めの価格を最初に提示してくるということもあるようです。
アジア圏ではボッタクリ価格だとしても、こと相手が日本人だと貨幣価値の差もあってかそれでもまだまだ格安。ろくに価格交渉もしないで即お買い上げという人が多く、お店の人はとても寂しい思いをするとのこと。
そんな中でも、普段から値切りの文化が根付いている関西圏の方々が旅行に行くといつもの調子で価格交渉を始めるため、お店の人たちもいつものペースで商売が出来てとても楽しいとか。
曰く、「日本人と関西人は別だね」だそうです。

以上、立ち読みした雑学本より。

ジカメの調子が悪いということは前回書いたとおり。このまま待っていても劇的な回復は望めないので、なかなかの性能かつほどほどの価格のものがあれば買ってしまおうという勢いで、売り場を覗いてみることにしました。
ちょっと参考程度にと思い、最初に覗いたカメラ屋でいきなり運命の出会い。
カシオ・EXILIM EX-Z40というデジカメを発見いたしました。
小さくて薄くてなおかつ高性能。その上、他社にくらべてバッテリーが3倍ほど長持ちというのが大きなポイントであります。なにせここんところバッテリーが持たなくて大変な思いをしてきたものでねぇ・・・。

価格は4万4千円。店員さんも「この市内じゃ一番お安い価格をつけさせていただきました」と自信満々。
まぁ、この機種の性能ならこれぐらいかなと思っていたのですが、ここで相方あくびの目がキラーン。
「いやぁ、これで妥協しちゃなりませんよ旦那」
何か考えでもあるのかと思い、とりあえず一旦帰宅することにしました。

そしてネットで価格を調査。
どうも安いところでは3万6千円台というものがあったようです。
しかし、アウトレットという特性上、保障期間が短くなっていたりボディカラーが選べなかったりと不安要素もありましたが、とにもかくにも安いことは安いです。
「まぁ、これぐらいでいかなアカンな」 再びあくびの目がキラーン。

して翌日。
一応他店の価格もチェックしたところ、確かに店頭価格では昨日のカメラ屋が一番でした。
わずかな差ではなく、ダントツで安いぐらいです。
しかし、あくびはそれにひるむこともなく、前述のカメラ屋へと向かいました。
早速、昨日も対応してくれた店員さんが駆け寄ってきました。

「あっ、昨日はありがとうございます。どうですか?決心なされましたか?」
この店員の一言で、あくびアクセルモード起動。

「たしかにうちの街では一番お安かったです。ですけどね、ネットで調べたらもっともっとお安いのがあったんですよ」
「えっ、どれくらいだったんですか?」
「3万6千円台ですね。8千円も差があったんですよ」
「う・・・8千円はキツイですね・・・」
あくび、ここでエクシードチャージ。

「ネットの通販も最近便利ですよねぇ」

それならばとばかりに電卓を叩き出す店員さん。(こういうのって、どういう計算してるんでしょうね?)
「それじゃ、3万9千450円でどうでしょう?」
えっ!?て、店員さん、昨日も価格交渉した時に「これがギリギリです」って言ってたじゃない!?
すかさず最後の仕上げとばかりにあくびが一言。
「キリの良いところで3万9千円」
「はい、わかりました。3万9千円でよろしいです」
「じゃあそれで!」

気揚々と引き上げるヤマダ夫妻。
無事にのぞみ通りの新しいデジカメを入手することができました。

それにしてもすごいよあくび・・・5千円もまけさせたよ・・・。
「な?言った方がええんやて。こんなん建値で買う人が信じられんわ」
だけど、北海道人はこういうのが苦手だから、あらかじめ限界まで値引いた価格で提示してるっていうのが今までの定説だったんだけど・・・
「でも今の見たやろ?絶対まけてもらえるんやって!」
い、いや・・・ワシにはちょっと無理っス。そこまでなるまで引き下がっちゃいます。さすがですなぁ、ダテに関西出身じゃありませんなぁ。

あくび曰く「別にまけてもらうってことばかりじゃなくて、何かを買いに行く時って買い物自体を楽しみたいねん。その結果、価格交渉につながってるんやけどな。同じ買い物やし、せっかくだから楽しく買いたいやろ?」
なるほどねぇ・・・。
なかなか深い相方の考えに感心させられた1日でした。


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