J:COMで放映された映画をベースに、今まで観た映画、これから観たい映画を順次、整理し、並べてみます。ご活用下さい。
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再起不能と診断されたボクサーが奇跡のカムバックを目指す本格ボクシング映画。“浪速のロッキー”と呼ばれた元プロボクサーの赤井英和が主演、これがデビューの阪本順治監督と共に絶賛された。試合で負傷して再起不能となった元チャンピオン・英志（赤井）は、所属のジムを飛び出し自らジムを設立。しかし英志の横暴な指導で練習生たちは皆いなくなる。英志は古巣のジムに戻り、現役カムバックに向けて猛練習を開始する。
阪本順治監督がデビュー作『どついたるねん』に続いて発表したボクシング映画。菅原文太扮するボクシングジムのオーナーが、少年院上がりの青年をボクサーとして育てようとする。ボクシングジムのオーナー・誠次（菅原）は少年院上がりの明夫（大和）と知り合い、彼の中にボクサーの素質を見い出す。明夫は破竹の快進撃を重ねるが、交通事故を起こしてしまい右拳を負傷する。自暴自棄になった明夫は行方をくらますが。
阪本順治監督がデビュー作『どついたるねん』で組んだ赤井英和を再び起用。伝説の賭け将棋師とプロ棋師を目指す男たちの闘いを描く人間ドラマ。若山富三郎の遺作となった。大阪・新世界に住む真剣師（賭け将棋師）の飛田（赤井）と、将棋のプロを目指す香山（加藤）は幼なじみ。2人の前に伝説の老真剣師・三田村（若山）が現れる。三田村に完敗した飛田は、名人戦に挑むことを決意。平安の本将棋で三田村と再度対峙するが。
子供を誘拐殺害され、妻にも去られてしまった男の復讐を抑制の効いた描写で見せる阪本順治監督の秀作。ある日、幼稚園バスの運転手・西海(大和）がバスを運転中、バイクに乗った男が突然息子のタカシに拳銃トカレフを突きつけ連れ去ってしまう。犯人はまんまと身代金を手にし、タカシは遺体で発見される。犯人グループのリーダーは、西海と同じ住宅に住む印刷工・松村（佐藤）だった。「鉄拳」に続いて２度目の阪本作品主演となる元プロボクサー・大和武士の熱演と対照的な、佐藤浩市の無表情の中に狂気を感じさせる演技が絶品。
万引き常習犯の主婦と知り合った久は、彼女から家出中の息子の行方探しを依頼される。ふたりのチンピラのみちのく珍道中を描いた『傷だらけの天使』外伝。阪本順治監督が“愚か者”たちの人生を温かく見つめた青春ドラマ。
西原理恵子の傑作コミックを阪本順治監督が映画化。観月ありさが風俗嬢役に挑戦したことでも話題になった異色ホームドラマ。父は元からいなくて、母は家出中。兄弟だけで暮らす貧乏な家に、ある日、離れて暮らしていた風俗嬢の姉ちゃんが帰ってきて…。
敗戦直後の東京を舞台に、ジャズ・バンドを組んで米軍基地のクラブで演奏する5人の若者たちが、それぞれ悩みを抱えつつ成長していく様を描いた青春群像劇。仲間の一人が引き抜かれたことにより、一度は解散したものの、皮肉な運命でバンドを再結成した彼らに、またもや戦争の陰が忍び寄り、新たな別れが訪れる。『顔』『亡国のイージス』などを手がけた阪本順治監督がジャズの調べにのせて戦争の無意味さを静かに訴えかける。
海上自衛隊の最新鋭護衛艦をめぐり、クーデターを企てる軍人とそれを阻止する男の攻防戦を描く。福井晴敏原作の同名ベストセラー小説を『KT』の阪本順治が監督した。最新鋭の防空システムを搭載したイージス護衛艦「いそかぜ」が、東京湾上で乗っ取られた。工作員ヨンファと共謀した犯人は、副長の宮津（寺尾）だった。宮津は政府に対しクーデターを宣言。いそかぜの先任伍長・仙石（真田）は、艦を取り戻すべく潜入するが。
直木賞作家・桐野夏生の同名小説を阪本順治監督が手がけた女性ドラマ。夫の突然死で未亡人となってしまったヒロインが、手探りで新生活を始めながら人間的に成長していく姿を描く。定年を迎えた晩に夫が急死し、穏やかに暮らしてきた主婦・敏子（風吹）の生活は一変する。子供たちは自分勝手なことを言い出し、夫には長年の愛人がいたことが判明。衝動的に家を飛び出た敏子はカプセルホテルに泊まり、不思議な老女・宮里(加藤治子)と出会う。
タイで横行する児童売春や臓器密売の実態に、阪本順治監督が挑む衝撃作。大きな反響を呼んだ梁石日の同名小説を原作に、江口洋介、宮﨑あおい、妻夫木聡らスター俳優の出演でも話題となった。バンコク在住の記者・南部（江口）は、闇ルートで行なわれる臓器移植を取材中。ボランティア活動をする恵子（宮﨑）、カメラマンの与田（妻夫木）と出会い、密売組織の中心へ斬り込むが、彼らは想像を絶するタイ最下層の現実に直面する。
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