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映画データベース

J:COMで放映された映画をベースに、今まで観た映画、これから観たい映画を順次、整理し、並べてみます。ご活用下さい。

黒木和雄

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『わが愛北海道』

後に『竜馬暗殺』『祭りの準備』や近年では『TOMORROW 明日』『美しい夏キリシマ』『父と暮せば』の戦争レクイエム三部作で知られる黒木和雄監督のドキュメンタリー作家時代の作品。僕も未見。

北海道電力が創立10周年を迎えたのを機に、PR映画として企画された作品で、戦後17年経った北海道の日々新しく変化している姿を活写している。助監督には東陽一、「三里塚」で知られる小川紳介が参加。

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『とべない沈黙』

記録映画専門の岩波映画社にいた黒木和雄の劇映画進出第1作。一匹の幼虫=蝶が多くの偶然に操られて日本列島を南から縦断する物語がエピソード集的に綴られる。即興演出により、脚本の完成と並行して撮影されたという。やはり岩波映画のドキュメンタリー出身の鈴木達夫の手持ちカメラによる息をのむような映像が現れる。蝶の化身として登場する加賀まりこの美しさも特筆もの。

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『日本の悪霊』

学生の間でベストセラーになり、日本版「罪と罰」とも評された高橋和巳の同名小説が原作のサスペンス。古参のヤクザ・鬼頭組は新興の天地組に押されていた。そこでヤクザの代貸し・村瀬(佐藤)を助っ人として呼ぶことに。一方、マル暴の刑事・落合(佐藤・二役)も県警本部からこの地へ派遣されてくる。だが、うりふたつの彼らは間違えられたことをきっかけに入れ替わることにした。佐藤慶が警官とヤクザの対照的な役を一人二役で熱演。劇の合間に挿入される岡林信康のアナーキストな演奏シーンも見物。

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『竜馬暗殺』

慶応3年。新しい時代を求めて抗争と内紛の絶えなかった幕末の動乱期に、京都の河原町で暗殺された坂本竜馬の最後の3日間を描く。坂本竜馬映画の代表作とも言われる傑作。原田芳雄がパワフルで猥雑な70年代という時代を体現するような新しい竜馬像を好演している。左幕派のみならず勤皇派からさえも“危険な思想家”として狙われることになった竜馬。誰が敵か味方かもわからない混沌とした中で、日本全国を敵に回した竜馬は一人革命を叫ぶのだが。

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『祭りの準備』

昭和30年初め頃の高知県・中村市。信用金庫に勤める20歳の主人公が閉鎖的な村社会から脱出しシナリオライターを目指して上京するまでを描く。脚本家・中島丈博の自伝的色彩の濃い小説の映画化。楯男を溺愛する母親(馬渕晴子)、精神を患った若い娘と同棲する楯男の祖父(浜村)。隣に住む男(原田)は人殺しで捕まり、片思いの女(竹下)は男に棄てられた腹いせに楯男を誘う。人生の祭りの前の青春期という“祭りの準備”の季節を生きる若者の姿が鮮烈に描かれる。キネマ旬報ベストテン第2位。

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『原子力戦争 Lost Love』

田原総一朗のノンフィクションを原作に、黒木和雄が原発問題に取り組んだ社会派ドラマ。田舎の実家に戻ったきり帰京しない女・望(能登)を探しにきたヒモの坂田(原田)。しかし、実家では門前払いをされてしまう。そこへ新聞記者の野上(佐藤)が坂田に近づき、原子力発電所の技師・山崎が妻ではない相手と起こした心中事件を聞く。坂田は、望の妹・翼(風吹)からそれが望だったと聞き独自に事件を探り始めるが、何者かに襲われてしまう。

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『泪橋』

村松友視の同名小説を、村松と唐十郎が共同で脚本化、黒木和雄が監督した人間ドラマ。さびれた下町を舞台に、そこを訪れた男がいわくありげな少女と出会い、夢想的な恋に落ちる。セールスマン・白井(渡瀬)は、10年前の羽田闘争の際に逃げ込んだ老人の家を再訪する。以前と同じように歓待され、2階には、かつての自分のように匿われている少女・千鶴(佳村)がいた。味気ない生活を送る白井は、それ以来度々泪橋に足を向けるようになる。

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『TOMORROW 明日』

黒木和雄監督が井上光晴の原作をもとに、原爆が投下される1945年の8月9日までの、長崎の数日間を描いた作品。声高に反戦を叫ぶのではなく、淡々と市井の人たちの日常生活を描き、その静かなタッチの中に戦争への怒りを込めるという、黒木監督の真摯な演出が大きな効果を上げている。運命のその最後の瞬間まで、明日を信じて生きた人々の姿を俯瞰で捉えた、清廉な傑作。

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『美しい夏キリシマ』

1945年、夏。満州から引き上げてきた中学3年の日高康男(柄本佑)は空襲のショックで病となり、祖父(原田芳雄)の住む霧島で療養生活を送っていた。敗戦の影が静かに忍び寄る8月、日高家をはじめ、周囲の人々の生き様も少しずつ変化していく中、日々罪悪感を募らせる康男は、空襲で爆死した沖縄出身の親友の妹に会いに行くが。『竜馬暗殺』『TOMORROW 明日』などで知られる名匠・黒木和雄監督が自らの青春時代をモチーフに描いた戦時下人間ドラマの傑作。霧島を舞台に、終戦間際の人々が織り成す集団劇という構図をとりながら、戦争の狂気が静かに淡々と、しかし次第に濃密に奏でられていき、やがては神と人の関係性や、その中で思春期を迎えた少年の狂騒までもがしかと捉えられていく。日本映画界の底力を否応なしに見せ付けられる見事な“映画”である。2003年度キネマ旬報ベスト・テン第1位。また、柄本明の実子でもある主演の柄本佑は、本作でその年の新人賞を総なめした。

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『父と暮せば』

井上ひさしの傑作戯曲を黒木和雄監督が映画化した感動作。広島に原爆が投下されて3年。図書館に勤める美津江は、原爆によって一瞬で家族を失い、自分だけが生き残ったことに負い目を感じながらひっそりと生活していた。ある日、図書館に現れた青年木下と出会い、2人はひかれ合っていくが、自分は幸せを望んではいけないと、美津江は恋心を必死で押さえつけていた。そんな彼女の前に死んだはずの父、竹造が現れて。

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『紙屋悦子の青春』

劇作家・松田正隆が自らの母親の実話を基に書き上げた戯曲を名匠・黒木和雄監督が映画化した戦争ドラマ。太平洋戦争末期を舞台に、海軍航空隊に所属する2人の若者と、一人の純朴な女性との瑞々しくも切ない恋と友情を静かに見つめる。なお、黒木監督は本作の公開を控えた2006年4月12日に急逝され、これが遺作となった。

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2004-10-18 掲載
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