J:COMで放映された映画をベースに、今まで観た映画、これから観たい映画を順次、整理し、並べてみます。ご活用下さい。
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ロングセラーになった映画『男はつらいよ』(1969年〜)の原型となるテレビ版。最終回で寅が沖縄でハブに噛まれ死んだ事に対し、抗議が殺到し、映画版が生まれたのは有名な話。妹さくら役には長山藍子が扮しているそう。森崎東が作った『男はつらいよ フーテンの寅』(1970年作品)は寅の傍若無人ぶりがもっとも過激との評価も。
シリーズ3作目は、山田洋次の友人でもある森崎東が監督を務める。今回は寅次郎に結婚の話がもちあがるもすぐに破たん。森川信演じる初代おいちゃんとそのことで大げんかとなり、寅は再び旅へ。三重県湯ノ山温泉の旅館でなぜか番頭として働く寅は、未亡人であり女手ひとつで娘を育てる働き者の女将（おかみ）、志津に恋をする。マドンナを新珠三千代が演じ、舞台はほとんどが湯ノ山温泉という異色作。
太平洋戦争も敗色濃厚の昭和19年、九州・天草。二十歳になったばかりの周一には愛し合う恋人がいた。だがそんな周一は徴兵検査に合格してしまう。短い青春を精一杯生きる男女の姿を美しい自然の中に描く。山田太一原作のNHK連続テレビドラマを映画化。
銃を盗まれた刑事が犯人捜しに奔走する姿を現代の風俗と世相を背景に描く。黒澤明の『野良犬』を森崎東が再映画化したものだが、終盤は時代を反映してか沖縄問題がテーマとなった。真夏の夜、村上刑事（渡）は6人組の男たちに襲われ、装填済みの拳銃を奪われてしまう。特命捜査が敷かれ、村上はベテラン刑事・佐藤（芦田）と行動を共にする。数日後、その拳銃を使った殺人事件が発生。村上は独力で犯人を見つけようとするが…。
気弱なくせに冒険好きでおせっかいな42歳のスタントマン、黒木太郎（田中）を主人公に、家族や友人、映画監督を夢見る若者たちの群像を力強く描く。モンキーに似ていることから”文句さん“というあだ名で呼ばれている黒木太郎。学校が大嫌いな定時制高校５年生の銃一（伊藤裕一）は、ひょんなことから黒木太郎と知り合う。銃一の夢は、太郎の妻で元女優・牧子（倍賞）のカムバック映画を撮ることだった。当初から田中邦衛を念頭に置いて企画されたというだけあって正にハマリ役。原作は野呂重雄。
旅回りのストリッパーであるバーバラ（倍賞）が、内縁の夫・宮里（原田）と正式に所帯を持つため、名古屋に帰ってきた。しかし、自宅に帰ってみると、宮里と待っているはずの親友・アイコ（上原由恵）の姿がない。そこでバーバラは、宮里がやくざとつるんでアイコを殺したと勘違いし。沖縄・ゴザ騒動で日本の逃げ延びたカップルが男は原発ジプシー、女はストリッパーとなり、原発周辺で安くこき使われる人々を助け出そうとする、どこかもの悲しいアウトローたちの生き様を描いた異色ドラマ。待望の新作『ニワトリはハダシだ』も公開された巨匠・森崎東の代表作。
[1960s][1970s][1980s][1990s][2000s]
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