函館組門徒総代会研修会

浄土真宗本願寺派 

 平成22年度門徒総代会研修会が函館ウィニングホテルで開催、講師は僧職意外の異例な山口県在住のシンガーソングライターもりいさむ氏、「金子みすずの世界」命のコンサートと講演、同じ山口県出身の金子みすずは大正末期26才で亡くなるまで僅か数年で400編以上の誌を残し、その詩句は自然と共に生き命に対する慈しみや優しさに溢れた誌にもりいさむ氏がそれぞれの誌に曲を付けて歌い、自死3万人、自然破壊が進む世界で、人間は生かされている、命の大切さ、みんな違っていい、違うから輝いているんだよと話し、予定の時間より遙かにオーバーし2時間休憩無しの講演は有り難く拝聴いたしました。

動揺詩人 金子みすず

わたしが両手をを広げても、

お空はちっともとべないが、

とべる小鳥はわたしのように、

地面を早く走れない、

わたしがからだをゆすっても、

きれいな音は出ないけど、

あの鳴るすずはわたしのように、

たくさんなうたは知らないよ、

すずと小鳥と、それからわたし、

みんなちがって、みんないい。

 

                                                                                                                                                                                           


佐藤 弘 総代会会長

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もりいさむ さん