函館組門徒総代会総会

浄土真宗本願寺派 

 平成23年度門徒総代会総会が函館西別院で開催、総会終了後東日本大震災へボランティア活動に参加した、浄土真宗北海道青年僧のグループの一人、別海町本覚寺副住職加藤泰和氏が状況報告、3月19日から5月末まで数次にわたるボランティアは僧侶と言えども苦痛、苦渋の連続でした。遺体安置所と言ってもただテントに遺体を並べただけの場所で、みぞれが降り、寒さのなか手がかじかみながら、亡き人と誠実に向かい合い1時間の読経をするのが精一杯でした。帰り際、遺族、警察官から深くお辞儀をされ、失われた命と今を生きている命への感謝であると悟りました。