平成25年度

函館組総代会総会・研修会

浄土真宗本願寺派 

 平成25年度函館組総代会総会並びに研修会が啄木亭で開催。佐藤浩会長が退任され、変わって向井弘吉氏が代表となる。研修会は日高組富川西光寺住職豊田靖史氏が「お念仏の心ー親鸞聖人の歩まれた道を通して」と題して講演、人は一人で生きている、自分の努力で成功したと思っている、それを無自覚性自己中心症候群と云い、それは自惚れにすぎない、環境、周囲の人の大きな力の作用があり、自分一人で成し遂げた物ではない、自分には見えない大きな影の力があってこそ成功したものである。命は自然の恩恵を受けて生きている、原発事故はこれから数千年に渡って影響を受け続ける、果たして自然災害なのか人災なのか、原発そのものの存否が問われる。講演を聴いて今の宗教が国の体制に対峙出来ないもどかしさが感じられた。


豊田靖史氏