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「自分の体は自分で守る」
を主眼として次の事項を実行してきました。
1 停止 2 確認 3 速度 4 黄色の着装 5 観音信仰
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1 停止、停止標識の有る場所は必ず止まること。
2 確認、左右前後の状況を確認して行動すること。
3 速度、法定速度を遵守し、他車の通行に支障がでた場合は、ゆとりのある場所で左側に停車し追い越しを待つこと。
4 黄色の着装、乗車時、特に歩行者は明るい色のものを着装すべきであるから、私は黄色の帽子、黄色のウエアを努めて着装することにしている。
5 観音信仰、仏心とは己の良心であると思います、良心に従って運転し一日の無事故を願うことです。
交通事故は他人事ではありません。平成13年4月森町の町道交差点で歩道を渡っていた私の兄がトラックにはねられ、頭を強く打って意識不明の重体、加害者は(ひき逃げ)で逮捕されたがトラックが右折の際の前方不確認とのことであった。
兄は1カ月後奇跡的にも意識が戻り、快方に向かっていたと思われていたが、平成15年5月退院することも無く、不帰の人となりました。
最も信頼していた兄、里謡(どじょう掬い)踊りの名手であった兄、もう会えないとおもいば残念であり、交通事故が憎い。あの時私と同じ黄色いウエアを着ていたらあの事故を防ぐ事が出来たのでわと、心残りにおもいます。 私は、自作の木彫り観音仏面を棒タイに作り、運転に乗車時又は歩行時にも首に下げ交通事故防止に心掛けております。
私は昨年83歳の誕生日を迎え、運転免許証の更新を熟慮の上辞退しました。日常食糧などの買い物、通院、用務等、高齢者にとっては、車は欠かせないものと痛切に感じておりましたが、最近高齢者の交通事故発生も増加の傾向とのこと、加齢とともに体力、精神力の衰えも確実にあると感じ今回思い切って免許更新辞退にきめたものです。
このことによって今後の交通事故の加害者になることは無く身内にも心配を掛けることが少なくなったことです。
運転暦45年無事故で「優良」の運転免許証を見てささやかな喜びを感じております。
平成16年10月1日
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