浄土真宗本願寺派

西教寺

宗祖(親鸞)報恩講

永代供は年に3回、春、夏、秋、懇志を持ち寄り、ご先祖様のご供養をします、今回の布教使は夕張市・住職辰田真弥氏です。説教というとややもすると仏教仏語を使って難解になりがちですが、 親鸞聖人の教えを2日間に渡ってユーモアを交えて解りやすく教えて戴きました。命は自分一人のものではない、先祖代々から永遠に受け継がれている、念仏はいつでも、どこでも、誰でも時間、空間を超越して唱えることによって、苦しい時、悲しい時、楽しい時、将来が明るく見えて来る。幸せとは何なのか、お金、健康、長生き等沢山の人間の欲望は尽きないが現在に生活、命を大事にすることです。翻って今日の日本の社会は少子高齢化、無縁社会、自死3万人以上、加えて孤独死3万人、生活保護より満たないワーキングプアが700万世帯、生活環境の悪化、このような難問に立ち向かうには政治の力は勿論必要だが宗教界の果たす役割が強く求められている。 

 
辰 田 真 弥 氏


三谷順子さんの作品