The National Flute Association
  
                     2005 Annual Convention
                           「ナショナル・フルート協会ー2005年大会」
         
              (1) 8月11日(木) “ GALA CONCERT ”  (8:00-10:00p.m.)
              (2) 8月12日(金) Monty Levenson の SHOW CASE での
                                  Shakulute演奏 (10:45〜11:10AM)

              (3) 8月12日(金) Afternoon Concert (4:00−5:00PM)
                    紅山 & John 海山 Neptune Shakulute・尺八 ジョイントコンサート
               “SHAKUHACHI: OLD AND NEW DIRECTIONS” 「尺八: 新旧動向」

              (4) 8月14日(日)ジャズ・ライブ・ハウスDizzy'sでのコンサート (7:00−9:00p.m.)

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     ◎期日:2005年8月12日(金) Monty Levenson の SHOW CASE での
                                   Shakulute演奏 (10:45〜11:10AM)


シャクルートを紹介するために、Montyさんと私で25分間の「ショーケース」に臨みました。
会場のSunrise HallにはShakuluteに関心を持つ人たちが集まりました。中には、フルートメーカーや
フルートのアンサンブルグループを編成するリーダーの方達もおりました。
最初にMontyさんが、尺八の歴史や構造、Shakuluteの製作に関わることなどを話し、
その後、15分間で、私がShakuluteを選択した理由、尺八やフルートにはない特徴を説明し、
それぞれ曲想が異なる三種類の即興曲を演奏しました。
(1)本曲「竹調べ」変奏   (2)日本古謡「さくら」変奏   (3)JAZZ即興

(1)では、フルートには難しいムラ息、ポルタメント奏法、各種揺りを取り入れ、
(2)では、尺八よりもクリアな音色とフルートでは表現しきれない微細な音の扱い、
(3)では、尺八のヘッドジョイントならではのテクニックを加えたJAZZ奏法、
尺八には難しい速いクロマティックを含むパッセージ等を織り交ぜ演奏しました。

前々日から、この日のためにリハーサルをし、適切なアドバイスをしてくれていた
Johnさんや加代さんから、「時間通りに、的確な内容で説明できた」と喜んでいただけました。

このあと、Montyさんが尺八とシャクルートを展示するブースに多くの老若男女フルーティスト達が
興味と関心を持って集まり、早速、Shakuluteにトライしたのは言うまでもありません。
(展示フルートメーカー87社、その中にMontyさんのブースが設けられたのです。)
     

    

(左)Montyさんのブース前でのアンサンブル:右からMonty, John, Wataru, Marc
(中)Show Caseが行われたSunrise Hall:終了後、ステージに集まり関心を示すフルーティスト達
(右)アルトシャクルートを吹くMonty: すぐ手前で聞き入るのが世界で3本目の
ダブルコントラバスフルートをKOTATOに製作依頼したRoland Tsoさん


ブース前で3重奏:左からMarc, Kozan, John          マークとの2重奏

< Shakuluteにチャレンジするフルーティスト達 >