西オーストラリアワイナリーツアー 2日目

2月10
日 木曜日

機内泊でごろ寝のままで朝食が出される。まぁ、まずくないけどご飯は、べちゃな鮭ご飯。一応トイレも大丈夫だったので体調は、良くなったのかな?? 良くなったことにしよう。でも心配だから正露丸飲もう。と一応毎食後飲んでおきました。移動中にピーが着たらこまるしね。

さぁ、入国します。オーストラリアは、入国とても厳しいそうです。不法就労とかじゃなくて、食品などについて厳しいのです。私は、薬しかもっていなかったのですが、スーツケース調べられる人もいるそうです。飴玉、ガムまでだめだってさ。それだけ狂牛病や、他国からの動物、昆虫、ウイルスなどに神経質なのでしょう。ブラックバスを湖に放して国内種がやられまくっている日本とは、大違いですで、入国する時X線でスーツケース検査も抜き打ちであるそうです。そこで見つかったらすごい罰金です。物によっては、見せるだけでOKなのもあるそうなので子供と一緒だったら、おやつを持っているので絶対に見せないとだめですね。

入国が6:00です。紅茶を飲んで。一息。レンタカーを2台借りました。もう少し人数が多かったらミニバスということでした。カナダの時は、8名でミニバスだったは、お金係ったのか??まぁ乗用車のほうがヘッドレストもあるし、広いし車中で寝るには、らくですが。車4名と3名に分かれるとのこと。ジャー私一緒の部屋のHagi号に乗りますと志願して乗りました。車は、フォードのランクルのような車。りっぱぁ。


パース空港の外
朝なのでまだ涼しい。
真冬の北海道から急に夏になった。

さぁしゅっぱぁ〜〜つ。雲ひとつ無い青空の下を快走。ラジオをつける。ぁ、スティングのCD持ってくるの忘れたぁ。いまどきの車CDは、常識なんですね。私の車とは、大違い。次回の教訓だわ。

途中休憩した海岸
すでにきれい。
マーガレットリヴァーは、
もっとすばらしいらしいらしい。
観光に行くのじゃないので、
時間がなかったら見れないけど。


ここの砂浜で車が埋まったのは、内緒・・・

途中で海岸によりさらに2時間Bunburyで食事にするかどうか聞かれました。。皆さん日本人ですから、遠慮がち。私は、食事したい人〜〜ってしきってしまったわ。昼食をとるとのことだったので、町のカフェでは、サンドイッチだけにしました。でも、もしかしたらものすごいのがでてくるのでは???と思いましたがアラブパンサンドですからそうでもなかったです。


久しぶりのフーモスですが、もっとたっぷり
入っているかと思ったけど。
焼いたトマトが印象的でした。



出発が早かったので早く着いたそうです。土産やさんを探検。などしていても時間がある。急遽サリタージュを訪問することになりました。ビデオを撮って写真を撮ってテイスティングしてメモを取って・・・皆とは、遅れてしまうなぁ。でも帰国したらワイン教室あるし、ビデオも見せたいし、報告書も書くし・・・できるだけがんばろう。


サリタージュワイナリー概観

内部

社長のHorganさん

受賞した賞状や元NYのジュリアーニ市長のサイン入りボトル

使い古したたるを売っていました。

たるの内部は、酒石でいっぱいです。

フレンチオークのいろいろ
昔は、オークの風味が重要でしたが、最近は、オークの風味が
邪魔との意見が多いらしい。特にスイスなどヨーロッパから。
そのため最近は、あまり樽の風味をつけないようにしている。

続いて隣のワイナリーピカーディに。
ホント一分で着いた。タイガーウッズがワンショットというだけあるわ。すでにヴィノテークのEbiさんとベルギーのワイン輸入会社の人が来ていましたのでなんかいつの間にか始まったって感じです
畑の説明とかもう少し聞きたかったわ。そんな中目に留まったのは、でかいピジャジュをする白い棒。どう見ても太すぎます。細いのもあったけど、これでピジャージュするのは、とても大変でしょう。それだけでも来た甲斐がありました。ベルギーの輸入業者が帰ってから奥の部屋に移動しました。いろいろな試験管などがあって実験室のようです。やっぱり分析は、必要なんだべなぁ。
タータリックアシド(酒石酸)がありました。酒石酸を補うためじゃなく石塊化するために入れるそうです。ここのピノは、味があるのに色が薄い。オーストラリアの感じがしないといわれるそうです。私は、逆にフランスのモンジャーレミュニュレのヴォーヌロマネのような感じでうまいなぁと思いました。

テイスティング中にダンさんがこのワインは、ベジマイトの香りがするとオーストラリアらしいコメントもらいました。ベジマイトってなに???と皆さん(??

Ebiさんやコーエンさんが教えてくれました。オーストラリア朝ごはんには、欠かせない食べ物だとか。

パンにベジマイトを塗って食べるのは、当たり前だって。そか、うまいかなぁ。見せてあげるよと戸棚を探したけどベジマイトなかった。明日の朝食だな。絶対にあるよだって。

一通りテイスティングした後樽熟の部屋に移りました。
なんと樽から飲ませてくれます。
うーん、雑誌で見たことあるけどはじめてで感激です。

ダンさんがでかいスポイトをたるに入れてそーっと注いでくれます。最初に1年樽に1年モノ。もう飲めます。うまい。やさしいがしっかりとして力強くて、矛盾のピノ。

次 新樽で焼きの弱いの→新樽で焼きのミディアム→新樽で焼きの強いのと順にテイスティングしました。新樽は、ブルゴーニュの上物の硬いワインです。焼きが強くなっても樽の焼きがわかるほど焦げ臭さは、感じません。シャルドネならバタートーストのような焦げ臭さ感じる時あるのにこれは、感じませんね。全部同じ土地なのですべてのワインに同じニュアンスが発見できればよかったのですが、味がだんだん変わっていくしか書けなかった。写真とビデオ両方無理。ついでにテイスティングコメントは、かけません!!

これらが出来上がってから、全部を最後にすべてをブレンドし瓶詰めするそうです。私は、これから好みの味にブレンドするとしたら残ったワインは、どうするんだ??と思いましたが、はじめから頭の中で計算してこのような味にするため樽を買っているので余ることは、ないとのこと。

酔っ払ったら困るのでスピットするのですが、ダンさん目がなんとなく悲しそうに見えます。商品化する前のもったいないのかなぁ・・・
そういえば、
翌日レストランでの時最後にシラーズが残っているのを心配そうに見ていましたから。きっとワインが我が子のようにいとしいのでしょうねぇ。

メモから
タンクのシャルドネ 2004年まだ完成していない若い、どぶろくの感じ、酵母の感じ、アルコール感、
2003年シャルドネ確かに酸が落ち着いている。PH3でしっかりした酸があるのが特徴。
次男のダンパネルさん。畑から瓶詰めまですべてをやっている。
2002年のピカディーのシラーズは、最高だった。
同じワインで同じ樽の1年と2年モノ と書いてあるが意味不明

ビデオを見ても意味不明

表に出るときれいな青空にたかーーいポプラの木。素敵なところに住んでいるなぁとまた、感激して終了


逆光で見えなくてすいません。

はい、真っ暗ですね・・・

空瓶です。

なぜかシャトーピション 
コンテス ド・ラランドのコルクたち

ピジャージュする棒。めちゃめちゃ太い

こんなの握るだけで大変。
ピジャージュは、ホント重労働です。

水をくれた入れ物。


多分比重を計るのでしょう。


酒石酸です。

造り手のダン・パネルさん

セラー内で樽からテイスティング

樽ごとにテイスティングしたのですが
どれが焼きが濃いとかメモする時間が
なかったです。
テイスティングして写真とってビデオは、無理!!

逆光や実験道具が合った部屋は、こんなに
ちいさい。

ポプラがあって北海道のよう

ワイナリーとレンタカー



ホテルに行きます。30分も走ったでしょうか?山奥の湖のホテルに着きました。スターウォーズにでるような長く高い木がたくさんその中を道があり…ホテルにチェックイン。

宿泊は、ロッジになりました。3部屋あるので一人一部屋でシングル状態です。食事まで30分あるのでWadaさんがシャワー。私は、部屋でごろん。


おいしそうなかも。


30分たったので出発。いいにおいがします。はらへったぁ。そういえばお昼を食べるということでサンドイッチだけだったのに。昼ごはん食べていないや。運転手のHagiさんは、モット大変でしたでしょう。昼ごはんを食べるということでサンドイッチも食べないでコーヒーだけですから。

湖の上のレストランでは、生ビール飲みたいなぁと思いつつ奥の部屋には、すでにフランクランドのオーナー親子さんが来ていました。握手と名刺をもらいました。あ〜あ名刺忘れちゃったなぁ。大失敗だぁ

皆なかなか席に着きませんやっぱり上座とかよくわからないもね。コーエンさんが仕切って指定された席について。早速料理を注文。Nakaさんが料理を訳してくれました。

オーダーは、前菜に牡蠣を3ダース、湖でとれた海老ざりが温野菜のサラダ。でかい。歯ごたえ抜群だった。牡蠣は、最初に海の味そのあと濃厚でミルキーがどーんです。味が濃いです。北海道のサロマとも厚岸ともちがう味でした。これにリースリングがあう。

リースリングは、4種類ありましたが、全部味がちがうのは、当たり前ですが牡蠣にあうのは、この年だとか。びっくりだわ。リースリングは、オーストラリアというよりアルザスやモーゼルに近い感じでした。酸味が強く軽いリースリングでした。暑いオーストラリアでこのように酸味のあるリースリングもあるんだぁと自分の勉強不足を感じました。

なんか、楽しむメインで飲みまくってちょっと失敗かな。メモ紙とか持ってきていつものワイン会のようにテイスティングしてから楽しめばよかったかな。まぁ、後の祭り

さぁ、お肉の登場。じゃじゃ〜〜ん馬鹿でかい骨付き肉のステーキ登場。すご〜〜〜い私は、羊です。うまかったよ。でもフランクランドさんがいうには、この羊は、デザインされた羊でちがうって。フランクランドさんは、羊も飼っているそうです。そりゃーこんなおいしい、こだわったワインを造るフランクランドさんの羊食べたいよぉ。フランクランドさん、半年は、羊を飼って半年は、葡萄だそうです。来年は、フランクランドに行きたいわ。羊を好きなだけご馳走してくれるそうです。


羊にあわせてシラーズを飲みました。硬い粒のまま白胡椒、シナモンなどのスパイス、生肉のようなニュアンスなどローヌ北部のような感じがした。それでこの値段??安い!!ただ、今飲むには、渋いので熟成が必要かなぁ。

オルモズ・リオォードは、熟成した93年のマグナムを持ってきてくれました。うまかった。
やっぱり私は、熟成したのがすきです。丸くなったタンニンがすき。

シラーズは、ある程度熟成しないとおいしくならないので当店では、なかなか売り辛いかな。でもローヌのコート・ロティーに匹敵すると思う。ヴィオニエが入っているところまでそっくりだわ。もちろん、現地で作り手と一緒に食事しながら飲んだというロケーションがそうさせているのかも知れません。帰国後もう一度飲まないと。


上の湖で捕れたザリガニでは、ないとおもうが・・・
牡蠣は、すでにお腹の中。

北海道に良くある、豚ばら肉を巻いて造った
チャーシューの内部にロースが・・・
高さ5cm以上ありました。
食べれません・・・

人差し指ほどあるラムチョップ
下には、マッシュポテトが山盛り

フラッシュをたいてみました



散々酔っ払って眠くなって、シャワーは、明日にして寝ました。いつもの癖できっと朝早く起きるだろうから。

前日に行く


翌日に行く