アポロ

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1. アポロ
ハルイチ/ak.homma

 インパクト強すぎのデビュー曲。
 例えポルノグラフィティという名前を知らなくても、この曲は
知ってる人多いんじゃないかな。
 発売時、CMでサビが流れたのを聴いた途端、耳から離れ
なくなったものです。

2. ロマンチスト・エゴイスト
ハルイチ/Ryo

 苦しい時つらい時、泣いてもいい。
 けど、その後はまた涙をふいて前を向いて、そして胸を
張って生きていくんだって、そういう気分になる曲。
 デビュー曲のカップリングにこの曲を持ってくるあたり、
まさに初っ端からポルノグラフィティの多面性を見せている
ように思います。

3. アポロ (Backing Track)
- /ak.homma

ヒトリノ夜

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1. ヒトリノ夜
ハルイチ/ak.homma

 初めて聴いた時、出だしの皮肉さ、歌詞に「性感帯」という
単語が出てくるなど、うわ、こんな歌詞を書く人がいるんだなと
感心したことを覚えています。
 シングルの中でもすごく好きな1曲なのだけれど、カラオケで
歌うと息つぎ大変で、そりゃライヴでの披露回数も少なくなる
わよねと納得(笑)

2. ジレンマ
ハルイチ/シラタマ

 多分、生で聴いた回数ランキングトップ。
 アップテンポで、一見軽いノリな主人公っていう曲、大好き♪
 タマちゃんがいなくなってから、ライヴでラップ部分が
なくなっちゃったのが、ちょっと残念だけどね。

3. ヒトリノ夜 (Backing Track)
- /ak.homma

ミュージック・アワー

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1. ミュージック・アワー
ハルイチ/ak.homma

 2000年 [ポルノ3部作] の夏編。
 前2曲とは作風ががらっと変わって、DJ風な歌詞と軽快な
メロディ。初めて聴いた時に、昭仁の歌声で「ポルノだ」と
すぐわかったけれど、よく聴いたらそもそも頭と終わりで
「ポルノグラフィティ」って名乗ってるじゃん、というオチ(笑)

2. PRIME
アキヒト/シラタマ

 このシングル買った時、正直、表題曲よりもこっちの方が
好きだなと思いました。
 初期の頃の詞に対する個人的な印象として、晴一の作品は
一定の枠組みの中で必要な材料を緻密に精巧に組み上げて
いくボトルシップ、昭仁の作品は大きな塊から周りを削ぎ落として
最後に必要な部分を残す彫刻、というイメージがあって。
 その「彫刻」の、ちょっとごつい感じに心惹かれるのです。

3. Century Lovers (LIVE!)
ハルイチ/ak.homma

 アルバム収録曲のLIVE音源。
 懐かしいバージョンの「Fu-Fu」が収録されている、
今となっては結構貴重な音源かも。
 昭仁の「そんな時間はないけぇ」に笑えます(笑)

4. ミュージック・アワー (Backing Track)
- /ak.homma

サウダージ

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1. サウダージ
ハルイチ/ak.homma

 [ポルノ3部作] 秋編。これでオリコン初の1位をゲット。
 そして2000年9月9日の深夜、CDTVでこの曲を演奏して
いるシーンへ偶然にも遭遇したのが、私がそれまでのライト
ファンを脱して、本格的なポルノ中毒者としての道を走り
始めたきっかけでございます。
 多分、この曲はポルノにとってもファンにとっても、色々と
格別な曲だよね。

2. 見つめている
アキヒト/アキヒト

 これも昭仁が作った曲って知らないうちから(ライトファンの
頃はそこまで気にしてなかった)、めちゃめちゃ好きだったん
です。そのくせ、ストーカーちっくな曲だということに気付くのが
とーっても遅かった私(^^;
 ライヴでこれを歌う彼を見ることができたのは、ある意味
ひとつの財産だなと。後にも先にも、歌う昭仁を怖いと思った
のはあの時だけじゃないかしら……

3. 冷たい手〜3年8ヵ月〜
アキヒト/シラタマ

 どう頑張ってももう駄目なのならば、引きずらずに終わらせて、
でも一生忘れない。
 聴くたびに心の奥の方が痛むけれど、だからこそ好きな曲。
 ハッピーエンドにはできなかったとしても、そういう風に思える
人に出逢えたというのは、それだけで幸せなことかもしれません。

4. Search the best way
シラタマ・ハルイチ/シラタマ

 『冷たい手』と曲は同じなんだけど、歌詞と編曲が違うと
全然違う曲に聴こえるんだよね。こちらは前向きに走って
行こうという曲になってます。
 『冷たい手』の後にこれを聴くと、過去の続きで今があって、
そして目の前にこれから走っていく真っ白な世界があるんだと
思えます。

サボテン

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1. サボテン
ハルイチ/シラタマ

 [ポルノ3部作] 冬編にして完結編。
 雪国の住人としては、冬っていうより晩秋なイメージですが。
 だって冬になったら雨なんか降らないもん(^^;
 でも心にしっとりと染みます。そういう意味では確かに冬かな。
 晴一が弦の上に指を滑らせる、あの動きが妙に好き。
 そういえばいつの間にか、スライドバー使わなくなったよね。

2. ダイアリー 00/08/26
ハルイチ/シラタマ

 彼らのファンをしていると、こんな風に振り返る瞬間を
忘れない姿にホッとする瞬間が多々あって。
 隠しごとは時と場合によってやむを得なくても、嘘だけは
つかない人間になりたいなと常日頃考えているのだけれど、
彼らは少なくともファンに対してはまさにそういう人たちだなと
思うし、多分そういうところが、私が長年ファンでいる最大の
理由じゃないかな。

3. いつか会えたら
ハルイチ/ハルイチ

 ポルノとしてはなかなか他にないタイプの曲。
 昭仁の歌い方もいつもと違ってファルセット気味というか、
安定してない危うさが感じられるのが、またいい感じ。
 本人的には「まだ歌い切れてない」と昔言っていたので、
今また歌ってみてほしい曲です。

4. サボテン Sonority
ハルイチ/シラタマ

 何種類かあるバージョンのひとつとか。
 編曲が違うだけじゃなくて、歌詞が過去形になっているので
すが、それだけでまた全然イメージが違ってくるのだなと感嘆。
 『サボテン』の後、きっと二人で幸せになれた世界もあった
はずですが、これはそのパラレルワールドかな。

アゲハ蝶

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1. アゲハ蝶
ハルイチ/ak.homma

 聴いていると舞台を限定しない広い世界観を感じます。
 アゲハ蝶が飛んでいる様々な地域の、国の違いとか
そういうことは関係なしに、人間が皆持っているであろう
感情を歌い上げているというか……
 最初に聴いた時のイメージは夏の黄昏な感じでした。
 青紫色の空の下、旅人が歩き遠ざかって行く後ろ姿を
見送るような。
 ベースラインがすごく好きで、聴くたびに耳をすませてます。

2. 別れ話をしよう
ハルイチ/シラタマ

 タマちゃんがつくる曲はスケールが大きい感じがしますね。
 ベーシストならではのどっしりとした部分に加えて、広さや
奥行きがあるというか。
 歌詞は男性のわがままな感情を歌っているそうですが、
それをただ「わがまま」とだけに感じさせないのが魅力。
 大サビの部分が胸にぐっときます。

3. 狼
ハルイチ/ak.homma

 ジャパンツアーで耳にした時、一発でノックアウト。
 聴きようによっては切なげな歌にもとれるし、男と女の
駆け引き的な歌にもとれる。運命の出会いともとれれば、
ひと夏の恋といった風にもとれる曲。
 このシングルは3曲とも出会いと別れのようなものを
歌ってるけど、この曲がいちばんリアルで身近な感じがします。

ヴォイス

songs arranged by 本間昭光(M1, 2), ak.homma(M3)

1. ヴォイス
新藤晴一/本間昭光

 深々と心の中から身体中へと響きわたっていくような
パワーバラード。
 出逢えるか出逢えないかはわからないけど、でも絶対に
運命の相手がこの世界のどこかにいるのだと信じることが
できる曲です。
 もちろんそれは恋人というだけじゃなくて、色々な人や
色々な出来事という意味でも。そして自分がここに生きて
いる意味が確かにあるのだとそう思える曲でもあります。

2. Swing
岡野昭仁/岡野昭仁

 Aメロに入った瞬間にふっと音が抜けて、まるで弾き語りの
ようなその雰囲気に耳を惹かれます。
 全体的にセピアっぽい世界の中に、サンダルの赤が
差し色として目立つのが秀逸。
 初めて聴いた時、「うわ、彼らはこういう曲もやるんだ」と
驚き、さらに昭仁の作詞作曲だと知って、それまでの彼の
楽曲とのイメージの違いにさらに驚いたものです。

3. ライオン(LIVE!)
ハルイチ/シラタマ

 ジャパンツアー、渋公4日目での音源だそうです。
 実際にあのツアーで聴いて 「カッコいいなぁ」と盛り上がった
アレンジでしたが、こうしてあらためてCDで聴けると、うわーっと
ツアーの時のことが思い出されて懐かしいですね。

幸せについて本気出して考えてみた

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1. 幸せについて本気出して考えてみた
新藤晴一/Tama

 正直、シングルとしてはさほど心惹かれないし、PVもさほど
好きじゃない。けど、ライヴとか『雲民』で聴くといい曲なんだなぁ、
これが。
 まあ、駄目元でもある程度壮大な人生プランたてておくべき
だったかもね−とかは今更思わなくもないです。

2. TVスター
新藤晴一/新藤晴一

 詞といい曲といい、私の中ではとても晴一らしいなという印象。
 やっぱり色々と思うところはあるんだろうなと思いつつ、でも
こういう曲をつくれて公に発表できるなら、きっと大丈夫だろうと
信じてます。

3. キミへのドライブ
岡野昭仁/ak.homma

 『クリスチーナ』と双子さんな曲だと勝手に思っとります。
 浮気したのかなんか知らんけど、男って勝手よねー。
 でもまあ、血の気がひくほど焦って、即座に車かっとばして
会いに来るなら、まだ良しってとこかな?
 多分このカップルは、この先もこれを繰り返していく気が
しますが(笑)

Mugen

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1. Mugen
新藤晴一/ak.homma

 なんたってサックスの音が素敵。
 それと最後のサビのリピートの時に上で鳴ってる鍵盤(多分)の
ラインが好き。
 ノリのいい曲に人生考えちゃう詞という、当時のポルノには
結構よく見受けられた路線ではありますが、とりわけこの曲には
人間のひたむきな力強さを感じます。
 ホーンセクションがさらにそのイメージを後押ししてますね。

2. Go Steady Go!
新藤晴一/Tama

 『Mugen』もそうなんだけど、ワールドカップというテーマを
こういう詞にしてしまえるのがすごいですわ。人間の持つ
限りない可能性、そして世界の広さと、にも関わらずその中で
こうして国を越えて交流できる「世界の小ささ」をさりげなく
表現してるのってさすが。
 曲もまたタマちゃん的「広さ」が、いかにもワールドワイドで
気持ちいいです。
 晴一のギターソロがこれまたいいしねー。

3. ビタースイート(LIVE!)
新藤晴一/Tama

 昭仁の歌い方がちょっと粘っこいライヴバージョン♪
 『ビタースイート』は私がポルノにいちばん素朴な意味で
「男」を感じる曲。
 それがさらにライヴバージョンとくると……もうめろめろですね(>w<)

4. Mugen(Orchestra Version)
arranged by 朝川朋之

 『Mugen』だと思って聴いちゃうと、どうもダメだなぁ。
 ワールドカップNHKテーマソングってことで必要だった編曲
なんだろうけどね。
 単純にオーケストラ曲として聴けばそれなりに好きです。

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1. 渦
新藤晴一/Tama

 発売前に初めてライヴで聴いた時、もう前奏の時点で
ベース音といいブラスの入り具合といい、すっげぇ好み!と
思って。全体的に、なんとも言えない後を引くような、曲と詞が
相まった、「もう排水溝詰まりそうなんですけど」ってくらいの
「でろでろ感」が最っ高。
 もっとこういう曲やってほしいんだけどなぁ。

2. ワールド☆サタデーグラフティ
新藤晴一/ak.homma

 ポップジャムのエンディングにはいい感じのポップさでしたね。
 発売当時ちょうど東京に住んでいたので、雨の土曜日に
ひとりでいるとやたらと思い出す曲でもありました(笑)

3. 蝙蝠
新藤晴一/新藤晴一

 前にも書いたけど、晴一の曲は彼独自の「空気」を持ってるなと
思います。
 ちなみにタマちゃんの曲には「リズム」が、昭仁の曲には
「世界」があるなと。
 この曲はものすごく脆い、ひびの入った薄碧いガラスのイメージ。
 ひびが増えてしまうとわかっているのに、つい触ってしまって
鈍い痛みを覚えるような。