音のない森

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1. awe
- /岡野昭仁

 映像の影響もあるかもしれないけど、ヘッドフォンで聴くと
鼓動が音にひきずられて息苦しくなるほど。
 先に何があるかわからない、けど前に進まなきゃいけない。
 周囲の色々なものの気配に不安を感じながらも、慎重に
森の中に分けいって行くような感じです。

2. 音のない森
岡野昭仁/岡野昭仁

 森の中で悩み、彷徨い、考えて。
 自分は「ここ」にいる、生きているということを確認して。
 そうして、道の先は確かには見えないながらも、でもかすかに
射す光を道程の果てに見つけたような、進むべき方向をつかむ
術には気付けたような……曲の底辺にそんな力強さを感じます。

3. sonic
- /岡野昭仁

 曲、映像共に、たくさんの可能性のありようを示しているような
印象です。森を抜け出そうとする意思さえもったならば、先には
いくらでも世界があるんだよと。
 例え今はその足元しか見えてなくたって、その向こうには
限りない可能性と希望が確かに存在するのだろうと信じられる
のならば大丈夫ということかな。

メリッサ

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1. メリッサ
新藤晴一/ak.homma

 久々に得意技全開? 何やら超人気アニメの初代主題歌と
いうこともあって、広く世間に認知されたようです。
 アップテンポなので見逃しがちになっちゃうんだけど、実は
詞の内容がかなりつらい。
 救いがないなんて思いたくないけれど、そう思うことで救われ
てる時もあったりするのは確かなんだよな……

2. 見えない世界
岡野昭仁/岡野昭仁

 理想と現実って、すごくかけはなれた言葉のようで、実は
同じものだったり。両者の違いは単に自分次第ってことかな、
やっぱり。
 「理想の現実」へ行き着く道程の入口で先の険しさが見えた
時に立ち止まってちゃ、いつまでたっても理想と現実は一致
しない。わかっちゃいるけど、最初の一歩には勇気がいるのも
事実です。難しいね。

3. 月飼い
新藤晴一/Tama

 別れも告げずにいなくなった彼女が、西に行く舟に乗れたの
だろうかとなると、ちょっとイメージ的に……いや、勘繰りすぎ
ですかね(--;
 けれどもしそうだとすると、歩く速さでそこへ向かおうと言う
彼氏には、心の奥に静かで優しい勇気を感じます。
 月はできるなら私も飼いたいけど、見上げる位置にじゃなきゃ
嫌だな。

愛が呼ぶほうへ

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1. 愛が呼ぶほうへ
新藤晴一/ak.homma

 昭仁の声がすごく柔らかく優しくて暖かくて。
 愛ってひとつじゃないからね。
 常日頃、まわりにある数限りない色々な愛に導かれて
生きているんだということは忘れずにいなくちゃです。

2. 夕陽と星空と僕
岡野昭仁/岡野昭仁

 歌詞の中、一箇所ほんとにしばらく目が離せなくなった
フレーズがあって、それを書いた昭仁に本当に感嘆しました。
 反省はしても後悔はしないようにと、日々自らに言い聞かせて
います。
 きちんと気持ちに蹴りをつけて先を見据えた、最後のサビの
コーラスがすごく耳に心地よい曲。

3. Hard Days, Holy Night
新藤晴一/ak.homma

 メジャーで初めてのクリスマスソングは、なかなかコミカル。
「僕」には悪いかもしれないけど、社会人1年生の必死さが
なんとも面白くて、つい笑っちゃいます。
 こういう時100%男の人側の立場に同感しちゃう私としては、
クリスマスイヴが何故「特別な日」なのかわからないのですが(^^;

ラック

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1. ラック
新藤晴一/Tama

 好き。めちゃくちゃ好き。最っ高に好き。
 VIVAタマちゃん!って感じ♪
 ごつごつ骨太なバリバリのロック。歌詞も韻を踏んでいて、
聴いているうちにリズムに乗って心が『ラック』の世界に連れて
いかれるような感じ。
 ライヴでの昭仁のように、頭を振りつつぐるぐるまわりたく
なります(笑)
 テレビでの披露がなかったのが残念すぎる……

2. Theme of "74ers"
- /岡野昭仁

 初聴き感想は、「うわ、これ嫌」でした(^^;
 いや、曲自体は好きなのよ。ただ、あの子供の声で入ってる
コーラスが無条件で苦手。怖いんだってばっ。なんだかホラー系な
気分になってしまうのよね……
 でも74ersでの使われ方を聴いてみて、なるほどねと納得の一曲。

3. Anotherday for "74ers"
- /Tama

 発売前、「英語詞」が入っているというのと、「インスト曲」で
あるという2種類の情報が入り乱れていて、一体どっちだ?と
思ったものですが、うーん、確かに英語のフレーズは入って
いるけれど、これを「英語詞」と言ってしまうのはちょっと……
ねぇ(^^;
 でもその英語のフレーズ、昭仁のボーカルの入り方が
すごく好きだなぁ。
 74ersで聴くこの曲のベースラインには、もうのたうちまわり
です。満足。

シスター

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1. シスター
新藤晴一/ak.homma

 歌い方は比較的抑え目。でもその中に胸がきしむような
感情が見えます。希望とも諦めともつかないけれど。
 でも人はそうして迷いながら進んでいくものなのだろうし、
歩んでいる以上は未来があるということ。
 時に隣にいるのが悲しみであったとしても、同じように
喜びが寄り添ってくれる時だって間違いなくあるのだと
信じていきたいです。

2. Human Being
岡野昭仁/新藤晴一

 晴一のアップテンポな曲に昭仁の韻を踏んだ歌詞が
合ってますね。
 こういう皮肉系の曲は単純に好きだと言っていては
いけないけれど、聴いていて思わずニヤっとしてしまいます。
 そして己を省みるのだな……

3. 天気職人
新藤晴一/岡野昭仁

 途中1拍、ふっとキーが高くなるとこにハマります。
 昭仁はたおやかな曲を紡ぐようになったなぁと思うし、
日常の風景を題材に恋愛感を描くのが近頃の晴一っぽいなと
思う1曲。

黄昏ロマンス

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1. 黄昏ロマンス
新藤晴一/新藤晴一

 30歳って黄昏と言ってしまうにはまだ早い歳だと思えども、
確かに情熱と勢いだけで突っ走る季節は過ぎて、黄昏に
変わりつつあるのかもしれません。
 だけど意外と「まだ始まってないもの」が、本当にすごく
たくさんあって。
 いつか「終わり」を感じる時まで、ひとつでも誰かの幸せを
増やしてあげられたら、それは自分の幸せにもなるんだろうな。

2. Sheep 〜song of teenage love soldier〜
岡野昭仁/岡野昭仁

 実際のティーンエイジャーはリアルに、そして多分大人は
懐かしさに身悶えする曲(^^;
 微笑ましいストーリーと、そして少なくとも闘わない者は
手に入れられない甘酸っぱいエンディングに、聴いていると
思わずにこにこしちゃいます。

3. 小説のように
岡野昭仁/ak.homma

 「青空を見上げながら別の道を行くふたり」という小説の
ラストは、「別れ」を前提とするならばそれなりに良いものじゃ
ないかと思ったりもするけれど。
 でも確かに再び分かり合えるならばそれにこしたことは
ないのです。
 この曲自体が小説のようで、目を閉じて行間に思いを
はせてしまいます。

ネオメロドラマティック / ROLL

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1. ネオメロドラマティック
新藤晴一/ak.homma

 歌詞の韻の踏み具合と曲への歌詞の乗せ具合、そして
このタイトルがさすが晴一技。
 そしてこの文字数の多いアップテンポを実に歯切れ良く
歌いこなす昭仁もやはり相変わらずすごいと思える1曲。
 どこか乾いていて客観的なのだけれど、でもだからこそ
伝わる紛れもない恋愛の切なさというものを感じます。

2. ROLL
岡野昭仁/岡野昭仁

 昭仁の楽曲には同じフレーズを重ねていくつくりが随所に
見られるけれど、この曲のCメロもそれがすごく良い効果を
生んでいて、聴くたび昭仁の声の響きに耳を囚われ、心が
震えて泣きそうになります。
 こんな風に「愛してる」が言えるまで、どれくらいの時を
重ねたらいいんだろう。

3. プッシュプレイ(LIVE!)
新藤晴一/新藤晴一

 正直、CDで聴く分にはあまり好みの曲ではないのですが、
ライヴで聴くと間違いなくテンション上がります。
 拳突き上げたくなります(笑)
 やっぱりライヴ映えする曲だということなのでしょうね。

NaNaNa サマーガール

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1. NaNaNa サマーガール
新藤晴一/新藤晴一

 また随分ぶっ飛んだよね……これもシングルとしてはさほど
好みじゃないけど、ライヴではめちゃくちゃ盛り上がっちゃう曲。
 綺麗の努力に気付いてくれるのはもちろん嬉しいけど、あまり
細部までは見ないでもらいたいところ(笑)

2. PRISON MANSION
新藤晴一/ak.homma

 ライヴでこれ演られると、たまりませんね。
 ただ、日本のこと歌ってるはずなのに、払の中で住人の
イメージは何故か外国の方々だったりします(^^;

3. 稲妻サンダー99
ポルノグラフィティ/ポルノグラフィティ

 これ、まず先に歌詞カードだけ見たら、「は?」ってなるよねぇ(笑)
 けど、あのメロディが持つ力はやはり不変。そういう世代からは
若干下のはずなんだけど、心騒ぎます。

ジョバイロ / DON'T CALL ME CRAZY

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1. ジョバイロ
新藤晴一/ak.homma

 晴一の真骨頂って感じ。
 サビなんか、聴いていて思わず「うわぁ」と叫びたくなります(^^;
 行き着く先が99%幸せじゃないって自覚していても、つい残りの
1%に期待しちゃって、でもやっぱり無理だったりするんだな……

2. DON'T CALL ME CRAZY
新藤晴一/新藤晴一

 好き好き大好き(>w<)
 ライヴでシャウトするように歌い上げる昭仁は鳥肌ものです。
 しかし一方で彼らの女装姿が脳裏をよぎる曲でもあり(汗)
 あのギャップにまた惚れるんですけどね〜♪

3. Free and Freedom
岡野昭仁/新藤晴一

 2番のサビが秀逸。
 自由を手放してもいいと思える相手に逢えたら、それで
幸せってわけにもいかないのが難しいところ。
 男脳な私としては、長い鎖の端を捕まれつつ、ある程度
適度に泳がせてくれる人がいいんだけどな−とか思っちゃい
ます(^^;

ハネウマライダー

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1. ハネウマライダー
新藤晴一/ak.homma

 これも実際のところ、私としてはさほど好みな系統では
ないのですが、ライヴには欠かせないわよねっていう位置付け。
 タオルをいかに上手く真上に放るかに神経注ぎます(笑)

2. ジューンブライダー
岡野昭仁/岡野昭仁

 ホント、こういう人に出逢えたなら今すぐ結婚したいですわ(苦笑)
 っていうか、こういう人が独り者のはずもないけど。
 で、こういう詞を書ける昭仁ってやっぱりいいなーと思うわけです。

3. タネウマライダー
新藤晴一/ak.homma

 ジューンブライダーの後にこれが来るって超素敵♪(爆笑)
 この歌詞と昭仁の歌い方、めちゃめちゃ最高に好きな1曲です。
 女性がいるから男性は嘘つきにならざるを得ないなんて、
うまいこと言いますね−。