北海道医療新聞社

▼バックナンバーはこちらから
看護職向け月刊誌:ベストナース

12月号

特集

北海道厚生局主催、医療安全に関するワークショップから

医療事故調査制度施行から1年、その現状と課題

 医療事故調査制度が、医療法改正により15年10月1日から施行され丸1年が経過しました。「医療安全推進週間」(毎年11月25日をはさむ1週間)に呼応して、厚生労働省北海道厚生局主催の16年度「医療安全に関するワークショップ」が11月11日、札幌コンベンションセンターで開かれ、全道の医療機関、保健所・関係団体などから管理者、医療安全担当者など600人以上が参加しました。
 第1部では「医療事故調査制度における院内調査の実際」をテーマに、医療事故調査制度に関して運用の実際や動向について5人の講師が講演しました。また、第2部では15年度、16年度の厚生労働科学研究の成果から「医療安全活動における医師の役割と意義」をテーマにシンポジウムを開催しました。

 第1部の講演から、医療事故調査制度の現状と課題を見ます。


第43回北海道消化器内視鏡技師会研究会

新人教育や看護実践能力評価、感染対策、手技向上、安全安楽などテーマに研究発表

 第43回北海道消化器内視鏡技師会研究会が10月8日、札幌医科大学臨床講堂で開かれ、過去最高の407人が参加し7題の演題発表をめぐって活発な質疑応答が行われました。冒頭の挨拶で副会長の士別市立病院・佐藤貴幸氏は北海道の消化器内視鏡のレベルは全国的にも高く、11月上旬に京都市で開かれた第77回日本消化器内視鏡技師学会にも多くの演題がエントリーしていることを紹介しました。


NPO法人日本コンチネンス協会会長 西村かおる氏

特別寄稿:新設「排尿自立指導」利用の意義とその取り組みの課題について

 本年度4月より、排尿自立指導料が診療報酬として新たに設定されました。これまで排尿ケアに関する診療報酬は慢性在宅自己導尿指導に対し設置されていましたが、病棟での排尿ケアを対象とした診療報酬はなく、初めてのことです。また、この診療報酬は排尿ケアチームで関わること、そして包括的排尿ケアに対して算定されるということも、排尿ケアとして非常に新しいことです。本稿では、その概要と実際に取り組んだ上での課題についてお伝えします。



■第40回日本死の臨床研究会年次大会 セミナー7
「在宅での看取り〜共にいることができる訪問看護の力〜」
公益財団法人日本訪問看護財団立あすか山訪問看護ステーション統括所長 平原優美さん
■患者の食のQOL維持・向上へ〜消化管用ステントの残渣を調査 
愛育病院5階病棟 盛秀子看護師長
■特別寄稿「フォレンジックな看護について学ぼう!」実践編 第2回
日本赤十字秋田看護大学看護学部看護学科教授 山田典子氏
■新病院探訪 北海道立北見病院


【連載】

●高次ノウ(脳)ハウ 第2弾 社会的行動障害
〜高次脳機能障がいライフサポート 第5回
●看護大学の窓から〜若手教員の視点 第5回
札幌保健医療大学看護学部看護学科 中田真依講師
●気軽に 楽しく コンチネンスカフェ 第8回
●臨床と研究をつなぐ
・札幌医科大学保健医療学部 第9回
・北海道科学大学保健医療学部 第9回 
●地域をつなぐ〜ベネレイトの実践より 第9回
●うちのステーション紹介します!
訪問看護ステーションえがお、訪問看護ステーションらいらっく
●専門看護師のチカラ 第29回
●回想法で楽しくやさしく〜心療回想法の理論と実際〜
-日本回想療法学会 小林幹児会長- 
第147回 レミニシャンの「レミニンぽいんと制度」
●疾患と看護〜ベッドサイドケアの質を高める〜
第89回「乳がんの理解を深めるために 第20回」
小笠原クリニック札幌病院附属外来プラザ院長 田口和典氏
●ナースの暮らし応援ガイド「ヨガでリフレッシュ(30)」
トータルバランスリポ主宰 池田清美さん
●リラックス・タイム〜日本茶トピックス
[日本茶インストラクター 玉木幸男氏(お茶の玉翠園)]
●ナースレーダー
●ニュースBOX
●ブックレビュー
【グラビア連載】
●3年目の決意−日々の成長が組織のチカラに−
第9回 北斗病院
●Pick Up トレンド(東急ハンズ札幌店)
-最新・おすすめ〔あったか〕グッズ-
●エンタメガイド[映画・DVD・イベント・音楽情報]
●お取り寄せ[数の子松前(竹田食品)]

ご注意/このサイトに掲載されている記事、写真、図表などの流用・無断転載を禁じます。