必読! 中高年のための部位別疾患シリーズ
第12回
眼圧の仕組みと緑内障
視力が低下したり、視野が狭くなるといった症状は、時間をかけて進行するとなかなか気付かないもの。緑内障はまさにその典型例。統計には出ないだけで、実は未治療者が相当数いるといわれているこの病気について、花田眼科(西区)の花田一誠院長に解説してもらった。
初期治療で早めの対応を
花粉症対策
人口の約4分の1が発症しているといわれる花粉症。毎年花粉が飛ぶ時期になると、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状に悩まされる人も多いだろう。季節性のアレルギーである花粉症は、適切な治療を根気よく継続して上手に付き合っていくことが大切。そこで花粉症シーズンを乗り切るために、今年の動向と対策についてひらお耳鼻咽喉科クリニック(北区)の平尾元康院長にお話を伺った。
老化だけでなく使い過ぎにも、要注意
変形性肘関節症
変形性関節症は、関節の軟部組織と周囲の組織の変性によって、痛みや腫れ、変形、さらに進行すると機能障害を生じる病気。高齢化が加速する中、変形性膝関節症や変形性股関節症を発症するケースが増えているが、こうした関節の症状は上肢にもあり、その中でもとくに頻度の高いのが変形性肘関節症という。ていね整形外科リハビリクリニック(手稲区)の石川淳一院長に解説して頂いた。
意外と知らない耳のこと
耳の“みみ”寄りな話
3月3日は「耳の日」。1956年に日本耳鼻咽喉科学会が制定し、耳の病気に関する知識や健康管理について啓発活動を継続してきた。耳の構造や音の伝わる仕組みなどを確認すると共に、生活に役立つみみ寄りな情報を、とも耳鼻科クリニック(中央区)の新谷朋子院長に解説してもらった。
日本初の市民風車
「はまかぜちゃん」
浜頓別町の海岸にそびえ立つ風車「はまかぜちゃん」。市民の手による国内初めての風力発電所で、2001年9月から運転を開始され、完成当初はマスコミでも大きく取り上げられた。その後この取り組みに対する賛同者は増え、現在では日本各地で12基の風車が活躍している。