北海道医療新聞社

▼バックナンバーはこちらから
暮らしと健康の月刊誌:ケア

12月号

特集記事

日本人の平均睡眠時間は世界一短い!?

快眠のススメ

 体の休息はもちろんのこと、脳の休息にとっても大切な睡眠。しかし今、日本人の5人に1人が不眠で悩んでいるという。24時間型の生活サイクルによるリズムの乱れ、ストレス社会などさまざまな要因が考えられる中で、不眠は確実に健康を蝕む要素となっている。日本人の睡眠はなぜ短くなったのかを検証しつつ、睡眠をよくとるためのコツを、ねむの木クリニック(中央区)の大久保敏彦院長に伝授して頂こう。


不安定な心拍を安定させてくれる機器

心臓ペースメーカー・ICD

 心臓ペースメーカーという機器の名称の知名度は高いが、実際にどのようなメカニズムかを知る人は少ないだろう。どのように作動しどのように体へ働きかけるのか、北光記念病院(東区)の吉田泉副院長に話を聞いた。


加齢や生活習慣が招く、眼の病気を紹介

網膜に起こるトラブル

 糖尿病性網膜症や加齢黄斑変性は、現在多くの人が苦しんでいる網膜の疾患。ほかにも網膜では加齢や生活習慣を受け、さまざまな疾患が起こりうる。網膜の役割を踏まえ、代表的な疾患の病態や治療法を札幌エルプラザ阿部眼科(北区)の阿部法夫理事長に話を聞いた。


家庭や社会環境の問題が背景に

子どもの頭痛

 近年、頭痛を訴える子どもの数が急増しているという。頭痛といっても、脳や体の病気から引き起こされる二次性頭痛と、明確な病気はないのに痛みが起こる一次性頭痛に分類できる。今、問題となっているのは後者で、そこには親自身や家庭、学校、社会環境の課題までが垣間見えると、大川原脳神経外科病院(室蘭市)と、とまこまい脳神経外科(苫小牧市)で小児脳神経外科の診療を行っている高橋義男医師は警鐘する。


口の中から全身の疾患に進行する可能性も

歯周病

 国内の患者数は8000万人ともいわれる歯周病。自覚症状がほとんどないため、気付いたときには重症化していることも。さらに、歯周病の進行は全身疾患と関連性もあるという。くろだ歯科(清田区)の黒田慎一院長に歯周病の病態と、全身に及ぼす影響を聞いた。


 


カラーグラビア /探訪 北海道のお宝発見!

第9回 十勝


 北に大雪山、西に日高山脈を擁す十勝平野は、都市と農村、自然環境が調和し、道内屈指の広大な景観を誇る。大陸性の気候の中で育まれる農産物も全国的に知名度が高い。帯広市を中心に、十勝の見所を訪ねよう。

ご注意/このサイトに掲載されている記事、写真、図表などの流用・無断転載を禁じます。