北海道医療新聞社

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暮らしと健康の月刊誌:ケア

5月号

特集記事

自分に合った化粧品の選択が大切

化粧品による皮膚トラブル

 女性の生活に欠かせない化粧品。近年は男性向け化粧品の開発も増えており、男女問わず広く使われている。しかし、成分によっては「かぶれ」など皮膚トラブルの原因になってしまうこともある。化粧品による皮膚トラブルや注意点について、加藤直子皮膚科スキンクリニック(中央区)の加藤直子院長に聞いた。


成長期の子どもはとくに注意を

肘に多いスポーツ障害

 腕の動作で重要な役割を果たす肘。野球など身近なスポーツの場合も、肘を酷使することで特有の障害がみられることは珍しくない。日本整形外科学会の認定スポーツ医のほか、日本体育協会認定スポーツドクター、日本バイアスロン連盟の医事委員長・ナショナルチームドクターなどを務める羊ケ丘病院(厚別区)の今井智仁手の外科・スポーツ外科部長に、野球やテニス、ゴルフで起こる肘の障害について解説してもらった。


高齢化に伴い増加傾向

悪性リンパ腫

 リンパ系の組織から発生するがんである悪性リンパ腫。高齢化の加速と共に、今後の増加も懸念されている。病型にはさまざまなタイプがあるため、一般人には理解しにくい側面もあるが、日本人に多いタイプは限られているという。東札幌病院(白石区)の平山泰生副院長にわかりやすく解説してもらった。


結膜炎・ものもらい・翼状片

結膜の病気

 結膜炎という病名は知っていても、結膜がどの部分なのか分からない人も多いのではないだろうか。結膜は目を外界からの異物から守っている大切な膜。これが異常を来すと涙目やドライアイなどの症状を起こすこともある。結膜に起こる病気について札幌かとう眼科(東区)の加藤祐司院長にお話を伺った。


正しいフォームと準備で予防しよう

ランニング障害

 雪が溶け暖かさも増すこの季節、外でできる運動を始めようと思っている人は多いのではないだろうか。運動の中でもジョギングやランニングは、気軽に始められるとあって、中高年の間でも近年ブームになっている。しかし、足に負担の大きい走り方をしたり、疲れても無理に走り続けたりすると関節などに障害が起こることも。運動は楽しく、長く続けたいもの。ランニングをするときに気を付けなければいけないことを、日本整形外科学会整形外科専門医、日本体育協会認定スポーツドクターである月寒東整形外科(豊平区)の山本英順院長に伺った。



カラーグラビア /こんなときどうする? 暮らしの便利ガイド

第2回「災害対策」篇

 地震、津波、洪水、暴風雨や暴風雪など、自然災害はいつ、どこで、どのように発生するのか、予測がつかないもの。多くの被災者を出した東日本大震災、今冬、道東地域を襲った暴風雪での被害発生は記憶に新しい。こうした災害に対しては日頃の備えが何よりも大切だが、具体的にはどのように対策を進めたら良いのか。前札幌市危機管理対策室・千葉正志課長(現札幌市豊平消防署予防課長)に、防災の心得や市の対策などを聞いた。

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