北海道医療新聞社

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暮らしと健康の月刊誌:ケア

5月号

特集記事

口腔カンジダ症・舌痛症・味覚障害との併発ケースが急増

口腔乾燥症

 加齢や薬の副作用などによって唾液の分泌量が減少し、起こる口腔乾燥症(ドライマウス)。日本では超高齢社会を背景に、患者さんの急増が予測されている。北海道大学大学院(北区)歯学研究科高齢者歯科学教室の山崎裕教授に今どんなことが問題になっているのかを解説して頂こう。


怒りを上手に配分する

アンガーマネジメント

 最近なんだかイライラして怒りっぽくなった、友人や家族とけんかをして後悔した、頭に血が上って我を忘れて怒ってしまったなどの経験はないだろうか。“アンガーマネジメント”はこのような人間関係や職場環境を悪化させる怒りをコントロールする技術のこと。この技術をストレスケア・思春期病棟で取り入れ、再発予防などに役立てている五稜会病院(北区)の森祥子医療相談室主任にお話を伺った。


生物学的製剤の登場で治療環境は劇的に改善

乾癬

 皮膚の難病のひとつである乾癬。現れる症状だけでなく、その外見的変化が患者さんを悩ませ、日常生活にも悪影響を及ぼしかねない病気だ。近年は生物学的製剤の登場によって劇的に改善するケースも少なくないという。小林皮膚科クリニック(北区)の有田賢副院長に解説して頂こう。


隠れ脳梗塞や未破裂動脈瘤に要注意

脳ドックのすすめ

 日本人の死因の上位を占める脳卒中。脳は人間にとって最も重要な臓器であり、死を免れても言語障害やまひなど重い障害を残す可能性がある。発症を防ぐためには日頃から予防に努め、また、未然に病気を発見することが重要だ。そのために有効となるのが脳ドック。柏葉脳神経外科病院(豊平区)の金子貞男理事長に、具体的な内容とドックを受けるメリットについてお聞きした。


未だにり患者が増加傾向

再発乳がんのリスク

 女性のがんの中で最も患者数が多い乳がん。現在も増加傾向にあるが、その一方で早期発見につながるケースも増え、死亡率は減少している。乳がんを経験した患者さんにとって、気になるのは「再発」の問題。札幌ことに乳腺クリニック(西区)の浅石和昭理事長にお話を伺った。


カラーグラビア /こんなときどうする? 暮らしの便利ガイド

第14回「札幌市の食の安全対策」篇

 度重なる食中毒や食品偽装問題など、食の信頼が揺らいでいる中、札幌市では、市民の食の安全を守るため、どのような対策を行っているのだろう。札幌市保健所食の安全推進課・伊藤今日子調整担当係長と宮北佳恵食中毒対策担当係長に聞いた。

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