北海道医療新聞社

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週刊:介護新聞

2015年(平成27年)8月27日付

総合事業等対応検討 本別町、網走市

 介護予防・日常生活支援総合事業や認知症総合支援事業など、早期実施に踏み切る自治体がある一方、経過措置で実施時期を遅らせているケースも多い。早期実施に踏み切る自治体では具体的な準備を進めているが、経過措置を適用している自治体でも総合事業の区分に現行事業を当てはめ、対応を検討する動きが出ている。本別町の事例から地域が一つになって取り組む大切さ、網走市の事例からは行政・市民・事業者の役割が見えてきた。


離職率0.1ポイント減16.5%に 14年度介護労働安定センター調査

 ヘルパー・介護職員の2014年度離職率は前年度比0.1ポイント減の16.5%とほぼ横ばいで、最も低かった11年度に次ぐ低水準が続いていることが、介護労働安定センターの介護労働実態調査結果で分かった。採用率は1.1ポイント減の20.6%に低下し、従事者全体の不足感は約6割に高まっている状況だ。


所属超え若手が連携 千歳「わかばの会」発足1年の成果報告

 北海道老人福祉施設協議会の研究発表会が20日に札幌市で開かれ、千歳市内で30歳未満の若手介護職が所属施設を超えて連携し、定着促進ほか、業界イメージアップ・人材確保も視野に活動する「わかばの会」が取り組みを報告。発足1年で定期的な勉強会開催等の成果につながった一方、教育機関訪問など地域への情報発信力強化を今後の課題に挙げた。わかばの会発足に中心となって取り組んだ、特養やまとの里の今成光生活相談員が成果や課題を報告した。


小学生対象にサポーター養成講座+ボランティア体験会

 子供の頃から認知症の人を含めたさまざまな人を理解し偏見なく触れ合うことで、認知症の人たちが暮らしている地域が当たり前となり、温かく見守る「目」と「手」を持つ人になるのではないか─。札幌市手稲区・手稲渓仁会デイサービス織彩(認知症デイ)は、小学生対象に認知症サポーター養成講座と認知症デイのボランティア体験を組み合わせた活動を展開。認知症デイの役割・機能を発揮し、認知症の人が安心して暮らすことができる地域づくりに取り組んでいる。


●認知症GH効率的経営へ2ユニットを推奨 WAM
●11月6、7日に北海道老健大会 札幌で
●10月11・12日、札幌で在宅ケア全国ネット大会 人材育成テーマ
●サ付き住宅 居住安定確保計画策定権限、登録事務移譲 厚労省、国交省「既存制度で実現が適当」
●介護予防・日常生活支援総合事業ガイドラインQ&A(抜粋) 厚労省
●フォトダイアリー 看取りステーションふるびら和み(古平町)


【人物】●北海道ワーカーズ・コレクティブ連絡協議会(札幌市中央区) 嶋明美代表理事
【企画】●ハイブリッドリハビリスタジオモエスタα(札幌市西区)
    ●春にれの里むか川(北見市)
【連載】●現場で生かす傾聴技法=2
     北海道総合福祉研究センター 五十嵐教行理事長
    ●ケアマネ受験対策講座=8
     認定NPO法人シーズネット 奥田龍人理事長
    ●リレー連載 リハ職がアプローチする自立支援=14
     北祐会神経内科病院 神原美里氏

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