北海道医療新聞社

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週刊:介護新聞

2021年(令和3年)5月20日付

札幌市東区・公民館でイベント 鉄東会館へ桜を咲かせに行こう!

 新型コロナウイルスの影響で外出を控えている地域高齢者の運動不足解消と心のつながりづくりを―。札幌市東区の公民館でイベント「鉄東会館へ桜を咲かせに行こう!」が4月1日から1カ月間行われた。札幌市東区社協、介護予防センターなえぼ、鉄東まちづくりセンターが主催。参加者一人ひとりが自宅から公民館まで歩き、桜の木が描かれた模造紙に思いをつづった花びら型付せんを貼り、他参加者と共同で桜の満開を目指す。新型コロナ感染再拡大のため当初予定より期間を短くしたものの、参加者22人の花びら70枚が集まり、桜が7分咲きとなった。


第8期介護保険料全国平均 2.5%(145円)増、初の6000円台

 2021?23年度の第8期介護保険料は全国平均で7期比2.5%(145円)増の6014円となり、初めて6000円を超えたことが厚生労働省の集計結果で分かった。第7期から保険料を引き上げた保険者は5割を切り、保険者間の保険料格差は約3倍。道内平均保険料5693円は全国平均に比べ321円低く、7期からの伸び率は全国平均より1.1ポイント低い1.4%だった。


湯らん福祉会 札幌市内2施設目特養「福井園」西区で6月1日オープン

 旭川市内で特養永山園などを運営する社会福祉法人湯らん福祉会は、札幌市内2施設目となる特養「福井園」を同市西区で6月1日オープンする。各フロアに特浴や個浴の機械浴を配置するなどスタッフの働きやすい動線を確保。非常電源、直圧式水道も備えた災害に強い施設となっている。


介護サービス相談員派遣等事業創設20年 虐待早期発見につながる

 介護サービス利用者の生活の質向上とサービス適正化のため、2000年に創設された介護サービス相談員派遣等事業。介護サービス相談・地域づくり連絡会(事務局・地域共生政策自治体連携機構)は、事業を実施する市町村事務局(市町村)、介護サービス相談員(相談員)、相談員派遣先事業所(派遣先)を対象とした調査結果をまとめた。調査によると、相談員の活動はサービス利用者への虐待早期発見につながるなど、利用者と派遣先の橋渡しとなる一方、創設から20年たっても同事業実施市町村は約2割にとどまっており、周知度の低さを課題に挙げた。


●生活支援コーディネーターが行く! むかわ町編
●居宅支援事業所管理者が主任ケアマネでない 1年で11.8ポイント低下、29.1%に
●高齢者ワクチン接種7月末までに終了予定自治体 全国85.6%、北海道77.7%
●居宅介護支援における管理者要件に関する調査(結果概要)厚労省2020年度老健事業
●第8期介護保険事業計画等の全国集計(概要)厚労省
●介護保険サービス北海道内事業所指定=4月30日
●介護サービス相談員活動調査報告書(抜粋) 介護サービス相談・地域づくり連絡会
●運動プログラム自動作成システム開発へ 札幌市手稲区でデイ運営のルシファ
●認知症バリアフリー社会実現向け 官民協議会が手引き作成
●医療情報ダイジェスト(姉妹紙・北海道医療新聞紙面から)


【企画】●心温まる地域憩いの場むつみケアサービスステーション(札幌市手稲区)
【連載】●ふれあいサロンの経営学=14
     北海学園大学経営学部教授 菅原浩信氏

    ●「介護医療」への思い=22
     ちとせの介護医療連携の会 事務局長 木下浩志氏

    ●道具七分に腕三分-介護は心と言葉と行い-高谷施設長の放談記=62
     社会福祉法人札幌明啓院・特養フローラルさつなえ高谷敦生施設長
    

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