日病、全日病、医法協は、2020年度における新型コロナウイルス感染症の感染拡大による病院経営状況調査の結果を発表した。調査病院全体みると、医業収益は前年度比4.3%減、医業費用3.0%減で、医業利益率はマイナス6.1%と、19年度と比べ4.3%減少したものの、コロナ対応の各種支援金(慰労金を除く)によって、2.1ポイント改善していた。しかし大幅なマイナス病院もあり、病院ごとにばらつきが生じていた。医療機関は懸命に地域医療を守るために闘っており、「今後も継続的な医療機関支援が不可欠」と訴えている。
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