北海道医療新聞社

▼バックナンバーはこちらから
週刊:北海道医療新聞

2023年(令和5年)1月1日付 

第1部 地域を守る 変化に応える

 新型コロナウイルス感染症などへの対応強化、平時において都道府県と医療機関との間で新興感染症等に対応する病床等提供の協定を結ぶなどの「全体像」の仕組みを整える改正感染症法が公布され、2024年4月から施行される。医療提供体制確保へ、病床、発熱外来・診療、後方支援、人材派遣等の数値目標を盛り込むなど、計画的な取り組みを推進する。
 その新興感染症対応を新たに加え、5疾病6事業ならびに在宅医療について定める24年4月スタートの第8次医療計画策定に向けて、国の検討委員会で、具体的な内容、指針の見直し等の議論が、大詰めを迎えている。
 コロナウイルス感染症患者は冬季に入り、全国各地で過去最高を更新するなど、依然厳しい医療体制、人員確保が続いている。
 新春特集号では、スーパー急性期機能やウイズコロナ対応で、拠点機能を発揮する北見赤十字病院、医療法人渓仁会の札幌西円山病院と定山渓病院による神経内科センター開設への動きを追った。メディカルクラークを導入して医師の働き方改革を推進する中村記念病院、リハビリ体制強化を目指し地域連携を促進する花川病院、道内最大規模の全床回復期病院を展開する十勝リハビリテーション病院、充実した透析治療体制で患者サポートをする札幌ふしこ内科・透析クリニックを取り上げた。また、道北・道東医療の最後のとりでである旭医大病院の古川博之院長に、今後の診療体制についてインタビューした。


2面 北見赤十字病院 コロナ・通常医療を両立 患者目線で地域中核機能果たす
3面 札幌西円山病院(中央区)  2病院で神経内科センター開設へ

   定山渓病院(南区)     看取りまでの長期療養を展開 

4面 中村記念病院(中央区) 臨床支援のメディカルクラーク導入

               医師等の業務効率化に貢献

   花川病院(石狩市) 開かれた病院として地域連携重視

             教育体制整備し質の高い人材を育成
5面 十勝リハビリテーション病院(帯広市) AI活用し予後予測

                      先進リハビリ推進室を開設

   旭医大病院・古川博之院長インタビュー
6面 札幌ふしこ内科・透析クリニック(東区) 透析患者を生涯にわたりサポート

                       EAT治療で、上咽頭にアプローチ


第2部・第3部 新春随想




ご注意/このサイトに掲載されている記事、写真、図表などの流用・無断転載を禁じます。