政府は規制改革推進会議の第8回「医療・介護・感染症対策ワーキンググループ」を開催、医療関係職の偏在等を踏まえたタスクシェアの在り方について議論を交わした。日本プライマリ・ケア連合学会の草場鉄周理事長(北海道家庭医療学センター理事長)は、診療看護師(NP)について、医師不足が顕著な郡部地域などの現状を踏まえ、「小規模医療機関での外来看護機能の強化を意識して、プライマリ・ケア領域で活躍できる人材養成にシフトしてはどうか」と提案。特定行為はより看護師の裁量を増やす方向で検討を進める、同研修は現場評価を主軸とするアウトカム評価の効率良い教育に変更するよう訴えた。
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