ワット ソートーン

Wat Sotorn

 アユタヤ王朝末期の1764年に建立された歴史のある寺院で、かつて「ワット・ホン」と称されていました。ご本尊の「ソートーン大仏」を祀っていることから、後に現在の名がつくようになったとか。幅1m65cm、高さ1m98cmのランナー様式で坐像のソートーン大仏には、様々な奇跡を起こしながらバーンパコン川に漂流してきた3体の仏像のひとつで、最初のー体はサムットソンクラーム県ワット・バーンレーム、もう一体はサムットプラーカーン県ワット・アンパワー・ヤイにそれぞれ祀られているとの言い伝えが残っています。特にソートーン大仏は無病息災にご利益があるとして地元に限らず全国各地から大勢の参拝者で賑わい、ただ祈るだけではなく金箔、たまご、さらに舞踊など多種多様なものが捧げられています。('16.03)

神に捧げる踊り

地元民が数多くお参り


ここに置かれた仏像は金メッキだそうだ


多くの金箔が貼り付けられている


奉納品のたまご


屋台ではいろいろな奉納品が売られている


 隣にある新館の外観は宮殿のような尖ったモンドップ屋根が特徴とされるラタナコーシン様式の建築で、白い大理石でできた本堂は国王の命により1996年に完成したもの。本物のソートーン仏像はは線香のススなどで汚れないようにここに置かれており、ここでは奉納品を持ち込むことは禁止されています。

新館外観

金の仏像が並ぶ


床に描かれた絵


これは絵ではない・・・念のため


国王の肖像画


もちろんお参りする人もいる


目立つ外観だ


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