王宮

Puri Saren Agung

  ウブド王宮は街の中心部にあり、かってこの地を治めていた王族の宮殿です。現在も王族の子孫が暮らしていますが、一部は一般公開され夜になれば伝統舞踊の公演も行われます。
 入り口は正面横のスウェタ通りにあります。石像に両脇を守られた門から中へ入ると、そこそこ広い中庭となりその正面にはコリ・アグンと呼ばれる高い大きな門が目に入ります。普段は正面の大きな門から出入りすることはなく、左右にある小さな門を使うこととなっているそうです。門前にはバリを代表する画家のひとりであるグスティ・ニョマン・レンパッド製作の多くの彫刻がおかれています。
 コリ・アグン前の庭はアンチャッサジと呼ばれています。この場所は芸能の公演に使われることもあり、周囲には四つの東屋(バレ)が建てられており、普段はガムランの楽器などが置かれています。王家で儀式が執り行われるような時は、このアンチャッサジの部分で葬儀の準備が村人の手によって行われるようです。 ('15.07)('19.07)

入り口

門裏側


コリ・アグン

内部は立ち入り禁止

週末にはレゴンダンスが開催


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