フィレンツェ

Firenze

 四方をなだらかな丘に囲まれ、その中央をアルノ川が流れ、街そのものが美術館といわれるフィレンツェ。12−13世紀にかけて毛織物業を中心とした商工業が発達し、外国にも輸出されるなどして街に富と繁栄をもたらしました。メディチ家をはじめとしたフェレンツェの銀行家達がこの商工業に多大な貢献をしたそうです。特にメディチ家の代々の君主は莫大なトミを背景として権力を行使する一方で、芸術家や知識人を保護し、やがてイタリア・ルネッサンスを開花させるに至ったと言われています。赤い瓦屋根が続く街並には多くの貴重な建築物や芸術作品が残され、華やかな時代を物語っています。('94.09)

夕暮れのミケランジェロ広場


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フェレンツェ





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