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映画データベース

J:COMで放映された映画をベースに、今まで観た映画、これから観たい映画を順次、整理し、並べてみます。ご活用下さい。

イングマール・ベルイマン

イングマール・ベルイマン 商品検索

『夏の夜は三たび微笑む』(Sommarnattens Leende)

第9回カンヌ映画祭で特設された「詩的ユーモア賞」を受賞したベルイマン監督の傑作恋愛喜劇。先妻を亡くし、年の離れた若い妻をもつ弁護士を中心に、その息子や使用人などの恋模様を描く。かつて恋人同士だった弁護士フレデリックと女優のデジレが再会。デジレにはパトロンがいたが、フレデリックとヨリを戻そうと決心した彼女は夏の一夜にパトロン一家とフレデリックの家族も呼んでパーティーを開き、一計を投じる。

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『野いちご』(Smultronstallet)

2007年7月に亡くなった北欧の巨匠、イングマール・ベルイマンの代表作。人との関わりを避けて生きてきた孤独な老医師が夢と現実、過去と現在が交錯する中で自らの人生と生きる意義を見つめ直す様を描く。自分が死んだ夢を見た朝、名誉博士の称号を受ける式典へ出かけた医師イサクは途中、青春時代を過ごした家へ立ち寄り、苦い過去を振り返る。ベルリン映画祭グランプリとゴールデングローブ外国語映画賞を受賞した。

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『処女の泉』(Jungfrukallan)

牧師の父をもつベルイマン監督が、中世の伝説をもとに娘を殺され復しゅうという行為に及んでしまった男の信仰心を描き、宗教の本質を問うた問題作。農家の一人娘カリンが教会へ行く途中で3人の男たちに襲われ、殺された。男たちはそうとは知らずにカリンの家に立ち寄り、彼女が着ていた服を買ってくれと差し出す。アカデミーとゴールデングローブで外国語映画賞を受賞したほか、カンヌ映画祭では国際批評家賞を受賞した。

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『叫びとささやき』(Viskningar och Rop)

19世紀末、スウェーデンのとある地方の大邸宅を舞台に、まったく境遇の違う3姉妹の相克とそれぞれの人生の苦悩を描き、女性心理の暗部を鋭くえぐった秀作。両親を亡くしてから使用人と二人きりで生活する独身のアグネスは子宮がんで若くして人生の終えんを迎えようとしていた。結婚して家を出た姉と妹が見舞いに訪れるが・・・。独特な色彩でアカデミー撮影賞を受賞したほか、数々の賞を獲得し世界中で高い評価を得た。

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『ある結婚の風景』(Scener ur ett aktenskap/Scenes from a Marriage)

住人の収入と知的水準の高さを思わせる居間。今日は、応用心理研究所の助教授の夫ヨハンと、その妻で弁護士のマリアンが、二人の娘とともにある雑誌のインタヴューに答えている。“模範的夫婦”というテーマで語る二人だったが、後日出来あがった記事から違和感を拭いきれなかった。それ以来、糸がほつれてゆくような二人の関係は、愛憎と苦悩のぶつけ合いに満ちたものになってゆく。この作品は5時間のテレビシリーズとして製作されたものを、ベルイマン自身が劇場映画用に再編集したもの。ほとんどのシーンが夫婦間のやりとりだが、その熱のこもった演技はベルイマンの演出と共に高く評価された。結婚と離婚を通し、人間の真の結びつきと、本当のコミュニケーションとは何かが問われてゆく。

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『鏡の中の女』(Ansikte mot ansikte/Face to Face)

大病院に勤務する精神科医イェニー。彼女は夫との別居を機に、祖父母の家に移り住むことに。しかし祖父母から歓迎をうけたその夜、闇に浮かぶ見知らぬ老女の幻影を目撃し不安にかられる。翌日、ヴァンケル博士の妻のホームパーティに呼ばれ赴くと、トーマという中年男性に出会った。彼はイェニーの患者であるマリーアの義兄であるというのだが。心の奥底にある不安感、幼児体験の傷、潜在的な罪の意識、現代人の孤独と苦悩を、ベルイマンが鋭く描く。突如として挿入される幻想が、現実的で明確なだけに異様さを醸し出している。原題は“顔対顔”すなわち“直面する”という意。

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『秋のソナタ』(Hostsonaten)

スウェーデン出身の大女優イングリッド・バーグマン最後の映画出演作。ピアニストとして自由奔放に生きる母と、母とは対極の静かな生活を送る娘の親子の葛藤(かっとう)を描く。海外演奏旅行で忙しい母と7年ぶりに対面した娘エヴァ。母の愛情を満足に受けられなかったエヴァは積もり積もった母への不満を爆発させるが・・・。ゴールデングローブ外国語映画賞を受賞、バーグマンはアカデミー主演女優賞にノミネートされた。

BC/CS放映
放送スケジュール
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『ファニーとアレクサンデル』(Fanny och Alexander/Fanny and Alexander)

1907年のクリスマス・イヴ、スウェーデンの地方都市ウプサラ。俳優で劇場主のオスカルは、妻で女優のエミリー、息子のアレクサンデル、娘のファニーとともにキリスト降誕劇を上演している。その後一族が集まるクリスマス・パーティが盛大に行われた。しかし、年明け早々リハーサル中のオスカルが急死、エミリーは劇場を手放すことになり、ヴェルゲルヅ主教と再婚。やがてその結婚も失敗に終わり、アレクサンデルとファニーは屋根裏に閉じ込められてしまう。スウェーデンの巨匠イングマール・ベルイマンが、思いのたけを投じた自伝的大作。当時のスウェーデン映画史上最大の製作費が費やされた本作を最後にベルイマンは映画監督を引退、まさにベルイマンの集大成の作品となった。ブルジョワ一家の2年間の出来事を、霊を見ることができる繊細な二人の孫の目を通して、詩的に描いていく。アカデミー賞外国語映画賞、撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞の4部門に輝いた名作。当初から劇場用(3時間)、テレビ用(5時間)の両方が製作され、今回は劇場版での上映。

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『サラバンド』(Saraband)

マリアンはかつての夫、ヨハンの別荘を訪れた。離婚後30年ぶりに再会した二人は、親密な会話を重ねる。近くに住むヨハンの孫娘カーリンは、父ヘンリックの強すぎる愛情に悩み、マリアンに胸の内を打ち明ける。<サラバンド>−バッハの無伴奏チェロ組曲第5番−カーリンは父との訣別のとき、痛みと苦しみの感情を込めてこの曲を演奏する。『ある結婚の風景』(1974年)から30年を経て同じキャストが演じる奇跡の続編。イングマール・ベルイマン85歳にして20年ぶりに挑んだ最新作、と同時に遺作となった。最新HD技術で撮影したクリアな映像、クラシックの名曲の数々が深遠な家族の愛憎劇を彩る。

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フィルモグラフィ

[1940s][1950s][1960s][1970s][1980s][2000s]

1940年代
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1970年代
1980年代
2000年代
2004-10-18 掲載
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