J:COMで放映された映画をベースに、今まで観た映画、これから観たい映画を順次、整理し、並べてみます。ご活用下さい。
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白人と黒人の混血である三兄妹が、肌の色からくる人種差別の壁にはばまれながら疎外された日常を送る、ニューヨーク・インディペンデントの父＝ジョン・カサヴェテスの初監督作。
ジョン・カサベテスが私財を投げ打って資金を調達、自宅で撮影・編集まで行い、インデペンデント作品ながらアカデミー賞の3部門にノミネートされた作品。結婚14年目の夫婦の関係が完全に崩壊するまでの36時間を描く。原因すらはっきりしない口論の末、突然離婚したいと言い出した夫は、妻を残して高級しょう婦のもとへ。一方、妻も友人たちと出かけた先で若い男と出会い・・・。ベネチア映画祭でも男優賞を受賞した。
インデペンデント映画の先駆者、ジョン・カサヴェテスが妻ジーナ・ローランズのために書き下ろし、平凡な主婦が孤独感から次第に精神のバランスを崩していく様と、その家族を描く。仕事で留守がちな夫と、すでに手を離れた子供をもつ専業主婦メイベルは、奇行が目立つようになり、夫は彼女を入院させるが。ローランズはゴールデングローブ主演女優賞を受賞、アカデミー主演女優と監督賞にもノミネートされた。
ポーカー賭博でマフィアに借金を作ってしまった男が、借金を帳消しする代わりにある男を殺してくれとマフィアから持ちかけられる快作フィルム・ノワール。
ジョン・カサヴェテス監督が妻ジーナ・ローランズを主演に、舞台公演初日を控えた女優の苦悩と、彼女をとりまく舞台関係者たちとの人間模様を描く。人気女優マートルは、公演後に自分のファンの少女が目の前で車にひかれるのを目撃。その少女のことが頭から離れず、日増しに酒におぼれ、稽古に支障をきたすようになる。奥深い人間心理ドラマを描き続けたカサヴェテスの後期の傑作で、ローランズはベルリン映画祭主演女優賞を受賞した。
マフィアの重大な秘密を売ろうとして惨殺された一家から男の子フィルを助けた中年女グロリア。しかし問題の秘密をフィルが持ち出していたことを知ったマフィアは少年をかくまったグロリアの命をも狙い始める。本作でアカデミー候補にも上がったカサヴェテス監督夫人ジーナ・ローランズの持つ、いやらしいほどしたたかな女の魅力が随所に光り、マフィアの一味に拳銃をブッ放つシーンや凄味の効いた笑顔はまさに“カッコイイ！”の一言！監督の力量がいかんなく発揮された、ヴェネチア国際映画祭作品賞（金獅子賞）受賞作。
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