J:COMで放映された映画をベースに、今まで観た映画、これから観たい映画を順次、整理し、並べてみます。ご活用下さい。
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座頭市映画20作目にして、シリーズ最大の観客動員数を記録した大ヒット作。久々に蓮華沢の里を訪れた市（勝）。ところが平和なはずの里は小仏の政五郎（米倉斉加年）の暴力に踏みにじられていた。座頭市が来たことを知った政五郎は、百両で用心棒・佐々大作（三船）を雇い、市を殺すよう命じる。用心棒は相手が盲目の按摩だと知ると断るが結局百両の金に目が眩んで引き受ける。こうして対決する市と用心棒だが、互いに相手の強さを知るや再度の勝負を誓い酒を酌み交わす。やがて里に金をめぐる争奪戦がますます激しくなり、再び二人の対決する時がやってきた。
太平洋戦争で日本が経験した唯一の国内戦として多数の犠牲者を生んだ悲劇の沖縄決戦を、岡本喜八監督が壮大なスケールで描いた戦争スペクタクル。1971年、日米政府による沖縄返還協定調印という当時の時局を背景に製作された。敗色濃厚な日本軍は、連合軍を沖縄で食い止めるため、大量の兵力を注ぎ込んだ。しかし連合軍の空爆によって、沖縄第三十二軍はあえなく四散、やがて米軍の上陸をゆるしてしまう。
五木寛之が初めて挑んだ喜劇小説を、軽妙な喜劇に冴えを見せる岡本喜八が監督したユーモア喜劇。40代の“戦中派”(小林)、30代の“戦後派”(安川)、20代の“戦無派”(岡田)と、思想も職業も年齢も違う三銃士が、たまたま新宿のバーで落ち合って意気投合。女性問題やらデモ隊の大騒動に巻き込まれて、いつのまにか九州・博多に流れ着いて。この第一部『おさらば東京の巻』と、次の第二部『博多帯しめ一本どっこの巻』が同時に撮影された。
『にっぽん三銃士 おさらば東京』の後編。前編と同じスタッフ・キャストで撮影された。前編で東京を脱出した三人組、チュウさん(小林)、ヤギさん(安川)、イッちゃん(岡田)は、九州・博多に流れ着き、カラスのお新（市川翠扇）と呼ばれる組織の女ボスに世話になる。お新に恩義を感じる三人は、お新一家と敵対する暴力団相手に大乱戦を展開する。原作 五木寛之。
東北の城下町・仙台を舞台に、東京からの秀才転校生(草刈)と東北の名門・仙台一校の劣等生たちが繰り広げる青春喜劇。井上ひさしの同名小説を岡本喜八が映画化。ハナ肇は”チョロ松”という愛称で呼ばれる気のいい校長先生を演じる。
幕末、東北の“戊辰の戦い”に巻き込まれた対照的な二人、官軍の密偵見習い青年 万次郎(岡田)と、東北の農家の息子・千太(伊藤)が軍用金強奪を企む。奔放な若者の姿を通して、戦うことの愚かさをユーモアたっぷりに描いた岡本喜八の“喜活劇”。太平洋戦争とその時代に押しつぶされた学徒兵の青春を描いた『肉弾』と対をなす作品で、岡本喜八の軽妙洒脱な演出が冴える。
柔道を通して逞しく成長していく三四郎の姿を描く富田常雄原作の5度目の映画化。伝統ある柔術と新興の柔道がせめぎ合っていた明治15年。矢野正五郎（仲代）が繰り出す柔道の早業とその人格に触れた三四郎（三浦）は、矢野に弟子入り。数年後、柔道と柔術の因縁の対決が、警視庁武術大会で開かれることになり。
土曜ワイド劇場で放送された喜八監督が手がけたテレビドラマ。加太こうじの原作「実録説教強盗昭和大盗伝」から設定だけを借りたフィクションドラマとなっている。時代は昭和初期。佐官工の梅吉（仲代）はカフェの女給のすえ子（神崎）と所帯を持った。実は梅吉は盗みに入った家の人間に説教する“説教強盗”であった。世界的な金融恐慌からの不安定な世の中で、金のあるところへ強盗に入る怪盗は英雄視されたが、ある時、梅吉は顔がばれてしまい・・・。
土曜ワイド劇場枠で放送された喜八監督が手がけたドラマ。赤川次郎のデビュー作を映像化したユーモア・ミステリー。ドラマが好評を博し、以降、田中・浅茅コンビの“幽霊シリーズ”が森崎東監督らによってドラマ化された。寂れた温泉街で、列車の乗客七人が忽然と姿を消すという事件が発生。調査に出かけた宇野警部（田中）は、そこで出会った女子大生・夕子（浅芽）とともに事件の真相を追う。
芥川賞作家・火野葦平の原作『新遊侠伝』を岡本喜八監督が映画化した傑作喜劇。終戦直後の北九州・小倉。岡源組と新興ヤクザ橋伝組の抗争劇は日増しにエスカレートしていた。頭を痛めた警察署長は民主的解決策として、野球大会を企画。橋伝組はあの手この手を使って野球経験者を集め、強力チームを結成する。一方、岡源組は苦戦しながらも決勝戦に勝ち進み、遂に岡源組と橋伝組による試合のプレイボールが宣言される。
世界各地でUFOの未確認目撃情報が飛び交い始める。目撃した人間の血は青色に変わり、もはや人間ではいられなくなると言う恐怖の噂が広がる。街にクリスマスソングが流れ始める頃、世界各国からUFOの飛来を告げるニュースが続々伝えられ。青い血を持った人間を迫害、秘密裏に“処理”しようとする体制の恐怖を倉本聰のオリジナル脚本をもとに鬼才・岡本喜八がメガホンをとった力作。特撮を使わないSF映画としても話題に。
昭和18年、早大野球部員たちは徴兵される前にもう一度早慶戦をやろうと奔走する。独自のユーモアで描く感動青春ドラマ。
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