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映画データベース

J:COMで放映された映画をベースに、今まで観た映画、これから観たい映画を順次、整理し、並べてみます。ご活用下さい。

山本薩夫

1960年代

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『武器なき斗い』

大正時代、治安維持法改悪に対する反対演説の前日に凶弾に倒れた山本宣治の生涯を、山本薩夫が映画化。映画化にあたり実行委員会が結成され、勤労者らの寄付金で完成した。大正12年、大学で生物学の講師をしていた山本宣治(下元)は、進歩的な思想が当局ににらまれて失職。妻(渡辺)の理解のもと、産児制限運動や性教育の講演などを行ううち、労働者解放運動に身を投じる。昭和3年、労働党から立候補してみごと当選するが。原作は西口克己。

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『松川事件』

1949年(昭和24年)8月17日 松川事件発生 GHQの関与が囁かれる
労働争議が吹き荒れる時代に起きた実際の冤罪事件を山本薩夫監督が映画化した法廷サスペンス劇。アメリカ占領下の昭和24年8月、東北本線・松川駅付近で列車が脱線転覆し、機関車乗務員3名が死亡した。事件直後、時の内閣官房長官は談話を発表し、前月に起きた「三鷹事件」など一連の思想的犯罪であることを示唆、警察当局はこの事件が、国鉄労組と東芝松川労組の共同謀議によるものとして、19歳の赤間勝美(小沢)ほか20名が逮捕されるが。後に無罪確定した事件のあらましは「私たちの松川事件―無罪確定から25年松川事件が現代に訴えるもの」で読む事も出来る。

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『忍びの者』

眠狂四郎』と並ぶ市川雷蔵主演のヒットシリーズ第一作で、村山知義の小説を映画化。それまでの忍者映画といえば、荒唐無稽の奇術のような忍術を披露する類の作品ばかりであった。だが本作では忍術はもとより、忍者の組織などを徹底した考証のもとでリアルに描き、忍者映画の新たなイメージを確立。また市川雷蔵もそれに応えるかのごとく、あくまで非人間的であることを強いられる忍者の苦悩、生き様を見事に演じ切った。監督を左翼映画の旗手・山本薩夫が手がけ、社会派らしく、体制批判を込めた重厚な作品を作り上げた。音楽は渡辺宙明が手がけ、毎日映画コンクールの音楽賞にノミネートされるなど高い評価を得た。仏教の声明やプリペアド・ピアノなどを取り入れた斬新な音楽にも耳を傾けてほしい。

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『続 忍びの者』

市川雷蔵主演のヒットシリーズ第二作。完全な続編として製作され、山本薩夫監督が再びメガフォンを取った。前作で登場したマキは本作において非業の死を遂げるなど、決して幸せにはなれない忍者の宿命が、ドラマを盛り上げる。また評判となったリアルな忍術もさらに工夫を凝らしたものとなり、市川雷蔵の立ち回りにも注目したい。

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『傷だらけの山河』

石川達三原作の小説を山本薩夫が監督した社会派ドラマ。山村聰扮する非道な実業家がやがて妻子や愛人に見捨てられ、孤独に陥ってゆくまでを冷徹なまなざしで描く。数種の会社をもつ大事業家・有馬(山村)には正妻の他に3人の愛人おり、それぞれ子供がいた。次男の秋彦(高橋)は光子(若尾文子)という女性と知り合い恋をするが、彼女が父の会社の事務員で愛人と知りショックで精神病院に収容される。それを機に有馬の人生の歯車が狂い始める。

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『証人の椅子』

昭和28年に起きた徳島ラジオ商殺人事件とその裁判記録を基に、社会派映画の巨匠・山本薩夫監督がドキュメンタリー・タッチで描いた社会派ドラマ。原作は開高健の「片隅の迷路」。徳島市のラジオ店主人が全身9ヵ所を刺されて殺害された。妻の洋子(奈良岡)が逮捕され、裁判所は13年の判決を下す。洋子は上告を諦め、服役を終えてから独力で犯人を捜そうと決意。その頃、富士山麓の警察に真犯人と名乗る男が自首してきた。

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『氷点』

我が子を殺した殺人犯の娘を養女にした一家の葛藤と人間の原罪を問う三浦綾子の同名小説を、山本薩夫が監督。若尾文子、安田道代(現:大楠道代)をはじめ、当時の大映の看板役者が出演した。北海道・旭川で病院を営む啓造(船越英二)の娘、ルリ子が殺される。啓造は妻の夏枝(若尾)が不貞をはたらき娘から目を離したのではないかと疑い、ルリ子を殺した殺人犯の娘を養女として迎える。

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『白い巨塔』

権謀術数うずまく医学界の内幕を描いた山崎豊子の小説を、巨匠・山本薩夫監督が映画化。野心家の医師・財前を演じた田宮二郎は後にTVドラマでも同じ役に扮し、大人気を博すも撮影終了後に自殺した。浪速大学医学部では、定年する東教授(東野)の後任を巡って選挙運動で揺れていた。助教授・財前五郎(田宮)は、対立派の妨害をかわして念願の教授の座に着く。しかし自身が執刀した患者が死亡し、遺族から“誤診”と訴えられる。

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『座頭市牢破り』

シリーズ第16作で、『金環蝕』の山本薩夫が演出にあたった勝プロ第1回作品。農民を大切にする朝五郎親分(三國)に荷担したことから、富造親分(遠藤辰雄)に狙われた市(勝)は、居合い抜きで富造を斬る。しかし、数ヶ月後、再び会った朝五郎は百姓を苦しめる悪徳ヤクザに変貌していた。勝新太郎が得意の三味線のバチさばきを披露。

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『牡丹燈籠』

三遊亭円朝の怪談を素材に山本薩夫監督がメガホンをとった怪談映画の傑作。契りを交わした女が亡霊だったと知った男の恐怖と、死も超える女の情念を描き出す。盆の夜、新三郎(本郷)は遊女のお露(赤座)と出会う。武家に生まれながら吉原へ売られたお露に同情した新三郎は、彼女と契りを結ぶ。しかしお露の正体は亡霊だった。日に日に痩せてゆく新三郎を見かねた伴蔵(西村)をはじめとする長屋の住人たちは、新三郎を籠り堂に閉じ込めて護符を張りめぐらす。

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『天狗党』

三好十郎の戯曲「斬られの仙太」を『白い巨塔』の山本薩夫が監督したアクション時代劇。尊皇攘夷を唱える天狗党に共鳴し行動を共にする主人公が、やがて内部の権力争いに絶望していく。厳しい年貢の減免を願い出たことから強訴の罪で村を追われ、ヤクザになった仙太郎(仲代)。彼は尊皇攘夷を唱える水戸天狗党の力を借り、復讐を遂げる。その後も行動を共にするが、目的のために手段を選ばない彼らの内紛に利用され、幻滅する。

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2004-10-18 掲載
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